旅行や出張でホテルに泊まった際、豪華なアメニティを目の前にして「これ、持って帰ってもいいのかな?」と悩んだことはありませんか。
結論から言うと、個包装の使い捨てアメニティを持ち帰るのは全く恥ずかしいことではなく、むしろ宿泊料金に含まれた正当な権利です。
この記事では、自信を持って持ち帰れるアイテムの見分け方や、逆に絶対にやってはいけないNGマナー、スマートな活用術について徹底解説します。
ぜひ最後までご覧ください!
ホテルアメニティの持ち帰りは恥ずかしい?プロが教える境界線
旅行の楽しみといえば、普段自分では買わないような高級ブランドのシャンプーや、使い心地の良い歯ブラシといったアメニティですよね。
でも、いざバッグに入れようとすると「卑しいと思われないかな?」「チェックアウト後にバレて恥をかかないかな?」と不安になる方も多いようです。
まず安心してください、個包装されているような消耗品を持ち帰る行為は、ホテル業界では「当たり前のこと」として受け入れられています。
むしろ、素敵なアメニティを自宅でも使ってもらうことで、ホテルの滞在を思い出してもらえるという宣伝効果を期待しているホテルも少なくありません。
大切なのは「持ち帰って良いもの」と「ホテルの備品として置いてあるもの」の区別をしっかりつけることです。
この境界線さえ理解していれば、フロントの方の目を気にする必要もありませんし、堂々と旅の思い出として持ち帰ることができます。
最近ではSDGsの観点からアメニティバー形式をとるホテルも増えていますが、基本の考え方は同じです。
「自分が使う分」を頂くのは、ゲストとして正当な振る舞いなのです。 家事で忙しい毎日に、ホテルの香りがするシャンプーを自宅で使う瞬間は、ちょっとした贅沢な癒やしタイムになりますよね!
最近のアメニティはレベルが高くて顔がにやけちゃいますよね!
消耗品は宿泊料金の一部という考え方
ホテルの宿泊代金には、お部屋の清掃費や光熱費だけでなく、アメニティの代金も最初から含まれています。
つまり、アメニティを一つも使わずに帰ったとしても、その分の代金はしっかり払っているということになるのです。
そう考えると、気に入ったものがあれば持ち帰らないのは、少しもったいない気がしてきませんか。
使い捨ての歯ブラシやカミソリ、小さなボトルのシャンプーなどは、一度開封すれば廃棄される運命にあります。
未使用であっても、次のお客様のために交換されることが多いため、無駄にしないためにも持ち帰ることは「エコ」な選択とも言えるのです。
「恥ずかしい」と感じてしまう心理の正体
なぜ多くの人が「恥ずかしい」と感じてしまうのでしょうか。
それは、自分を「無料のものを欲しがるケチな人」に見られたくないという自意識が働くからです。
日本人の美徳として「欲張りすぎない」という文化があるため、つい控えめになってしまうのですね。
しかし、ホテル側からすれば、お客様がアメニティを喜んでくれるのは非常に嬉しいことです。
特に高級ホテルの場合、こだわりのブランドとコラボレーションしていることも多く、むしろ「ぜひ使ってください!」というスタンスであることがほとんどです。
自分を卑下するのではなく、提供されたサービスをフルに楽しむゲストになりましょう。
なぜ持ち帰りOKなの?ホテル側の意外な本音とメリット
実は、ホテル側がお客様にアメニティを持ち帰ってほしいと考えている理由はいくつかあります。
最大の理由は、先ほども少し触れた「広告宣伝効果」です。
例えば、ホテルのロゴが入ったボールペンやメモ帳、巾着袋などは、お客様が日常生活で使うたびにそのホテルの存在を思い出させてくれます。
また、周囲の人がそのアイテムを見ることで、間接的な宣伝にも繋がるのです。
これはいわば、ホテルがコストをかけて行っているプロモーション活動の一環と言えます。
また、最近の高級ホテルではロクシタンやブルガリ、バイレードといった有名ブランドのバスアメニティを導入していますが、これもホテルのブランド価値を高めるための戦略です。
「あそこのホテルはアメニティが豪華だからまた泊まりたい!」というリピーターを増やすきっかけになるのです。
ホテル側からすれば、アメニティはコストであると同時に、顧客満足度を高めるための投資なのですね。
ですので、気に入ったものがあれば、遠慮なく持ち帰って自宅でもその世界観を楽しんでください!
衛生管理の観点からの事情
ホテル側がアメニティをそのままにしておいてほしいと思っていない理由に、衛生管理の問題があります。
一度お客様が滞在した部屋に置かれたアメニティは、例え未使用であっても清掃時に回収・廃棄されるケースが多いのです。
これは、次に宿泊されるお客様に「誰かが触れたかもしれないもの」を使わせないための配慮です。



もったいなくて使わない時もあったけど、廃棄のほうが確かにもったいないかもしれないね
せっかくの新品が捨てられてしまうのは、とても悲しいことですよね。
それならば、宿泊者が持ち帰って最後まで使い切る方が、モノにとっても幸せだと言えるでしょう。
こうした背景を知ると、持ち帰ることへの抵抗感が少し和らぐのではないでしょうか。
アメニティバー形式への変化
近年、プラスチック資源循環促進法などの影響で、お部屋にアメニティを置かず、フロント横の「アメニティバー」から必要な分だけ持っていくスタイルが増えています。
これは無駄な廃棄を減らすための素晴らしい取り組みです。
ここでも、自分の滞在中に使う分をピックアップするのは当然の権利です。
「夜と朝の2回分使いたいから2個もらう」というのも、何ら恥ずかしいことではありません。
環境に配慮しつつ、自分が必要な分をスマートに選ぶのが現代の旅のスタイルと言えますね。
持ち帰っていいもの・ダメなもの!迷いやすいアイテムの具体例
ここで、初心者の方が最も迷いやすい「持ち帰りOK・NG」のリストを整理しておきましょう。
基本的には「使い捨てのもの(個包装)」はOK、「何度も繰り返し使うもの(備品)」はNGと覚えておけば間違いありません。
まずはOKなものの代表例から見ていきましょう。
歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、シャワーキャップ、コットンセット、ヘアゴム、ミニボトルのシャンプー、トリートメント、ボディーソープ、ドリップコーヒー、個包装の入浴剤、不織布のスリッパ
ハブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、シャワーキャップ、コットンセットなどの洗面周りの小物類はすべてOKです。
最近は持ち帰りやすいように可愛いポーチに入っていることもありますよね。
また、使い切りのミニボトルに入ったシャンプー、コンディショナー、ボディソープも基本的には持ち帰り可能です。
さらに、ティーバッグやお菓子のドリップコーヒー、個包装の入浴剤なども、お部屋でのリラックスタイムのために提供されているものなので大丈夫です。
スリッパについては少し注意が必要で、不織布製の「使い捨てスリッパ」は持ち帰りOKですが、ビニール製のしっかりしたタイプはNGです。
次に、絶対に持ち帰ってはいけないNGアイテムを挙げます。
タオル類、パジャマ、バスローブ、枕、シーツ、電化製品、ハンガー、時計など
バスタオル、フェイスタオル、バスローブ、パジャマ、枕、シーツといったリネン類はホテルの所有物であり、クリーニングして何度も使用するものです。
また、ヘアドライヤー、電気ケトル、時計、ハンガー、リモコンといった電化製品や備品も当然ながら持ち出し厳禁です。
これらを持ち帰ってしまうと、最悪の場合は「窃盗」とみなされ、後から高額な請求が来たり、警察に通報されたりすることもあるので注意してくださいね。
迷ったときは「これは次に泊まる人も使うものかな?」と自問自答してみるのが一番の解決策です!
明らかに駄目なものばかりですね
迷いやすいグレーゾーンのアイテム
中には判断が難しいアイテムもありますよね。
例えば、靴磨きのペーパーや、お裁縫セット、ビニール製のランドリーバッグなどは持ち帰りOKであることがほとんどです。
一方で、最近増えている「大容量のポンプ式シャンプー」は、中身を持ち帰ることは想定されていません。
ボトルごと持っていくのはもちろん、自分の容器に詰め替えて持ち帰るのもマナー違反となるので控えましょう。 ま
た、バスルームにある備え付けのタオルに見えても、実は「お持ち帰りください」と書かれた記念タオルである場合も稀にあります。
メッセージカードなどが添えられていないかチェックしてみると良いですよ。
高級ホテルの「お土産」としての価値
ハイクラスなホテルに泊まると、そのホテルオリジナルのマスコットキャラクターのぬいぐるみや、布製のしっかりしたトートバッグが置いてあることがあります。
これらは有料の販売品である場合と、プランに含まれるプレゼントである場合があります。
デスクの上に価格表が置かれている場合は販売品ですので、勝手に持ち帰らないように気をつけましょう。
逆に「Welcome」などのカードと共に置かれているギフトであれば、それはホテルからの心のこもった贈り物です。
こうした特別なアイテムは、帰宅後も旅の余韻に浸らせてくれる最高のプレゼントになりますね。
恥ずかしい思いをしないための大人のマナーとやらなくていいこと
持ち帰りがOKだとしても、大人としてスマートな振る舞いを心がけたいものですよね。
ここでは、周りから見て「あの人、素敵だな」と思われるようなアメニティとの付き合い方についてお話しします。
まず、やらなくていいことは「全種類を義務のように根こそぎバッグに詰めること」です。
自分が普段使わないようなアイテムや、肌に合わないブランドのものを無理に持ち帰る必要はありません。
結局自宅で使わずにゴミになってしまうのであれば、お部屋に残しておくのが一番スマートです。
本当に気に入ったものだけを、丁寧に持ち帰る。 この余裕が「恥ずかしさ」を「洗練された趣味」に変えてくれます。
また、清掃の方への配慮として、使わなかったアメニティは一箇所にまとめておくと喜ばれます。
バラバラに散乱させておくよりも、感謝の気持ちが伝わりますよね。
さらに、最近は「アメニティ不要」という意思表示をすることで、ホテルが環境団体に寄付をするなどの取り組みも広がっています。
「あえて持っていかない」という選択肢を持つのも、今の時代のカッコいい主婦の姿かもしれません!
家族や友人の分まで持っていくのは?
基本的には「宿泊人数分」までがマナーの範囲内です。
自分が一人で泊まっているのに、家族のお土産にするからといって、清掃カートに置いてある予備を勝手にもらったり、フロントで大量に要求したりするのは控えましょう。
あくまで自分の滞在に割り当てられた分を楽しむのが、スマートな大人のルールです。
もし、どうしても追加で欲しい場合は「ここの香りがとても気に入ったので、もう一つ購入できますか?」とフロントで尋ねてみるのが一番スマートです。
運が良ければ予備をサービスしてくれたり、販売場所を教えてくれたりしますよ。
持ち帰ったアメニティの賢い活用法
せっかく持ち帰ったアメニティ、引き出しの奥に眠らせておくのはもったいないですよね。
私は、高級ホテルのシャンプーは「週末のご褒美バスタイム用」にしています。
また、使い捨てのハブラシやカミソリは、来客用や非常用の持ち出しバッグに入れておくと非常に役立ちます。
歯ブラシは掃除に使えます
特に個包装の綿棒やコットンは、お直し用のポーチに入れて持ち歩くのに最適なサイズ感です。
こうして日常生活の中で有効活用できていれば、持ち帰ったことに対する罪悪感なんて吹き飛んでしまいます。
旅の思い出を日々の暮らしの彩りに変えていきましょう。
さいごに
ホテルのアメニティを持ち帰ることは、ルールを守れば決して恥ずかしいことではありません。
個包装の消耗品はあなたの宿泊料金に含まれた楽しみの一つですので、お気に入りのものがあれば自信を持って持ち帰ってください。
ただし、タオルなどの備品はホテルの大切な持ち物ですので、そこだけはしっかり区別して、スマートなゲストを目指しましょう。
正しいマナーを知ることで、これからのホテルステイがもっと心軽やかで楽しいものになるはずです。
次の旅行では、お気に入りのアメニティとの出会いもぜひ楽しんできてくださいね。
ご覧いただきありがとうございました!





