美容室でメニューを決める際、当たり前のように提案されるトリートメントを断るのは、決して変なことではありません。
美容師さんはプロとして髪の状態を想って提案してくれますが、予算や自宅でのケア状況に合わせてお断りしても全く問題ないのです。
この記事では、気まずくならないスマートな断り文句や、受けるべきか迷った時の判断基準を詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください!
結論:美容室のトリートメントを断るのは全く変じゃない!美容師の本音も公開
美容室の椅子に座って、カウンセリングが始まった瞬間に「今日はトリートメントも一緒にいかがですか?」と聞かれること、ありますよね。
ここで「いえ、今日は大丈夫です」と言うのが申し訳ないと感じたり、ケチだと思われたらどうしようと不安になったりする方は多いはずです。
しかし、結論からお伝えすると、トリートメントを断ることは全く変ではありませんし、美容師さんもそれで不快に思うことはありません。
実は、美容師さんがトリートメントを勧めるのには、大きく分けて二つの理由があります。
一つは単純に、お客様の髪を少しでも綺麗に仕上げたいというプロ意識からの提案です。
もう一つは、お店の売上単価を上げるための営業的な側面です。
どちらも仕事として当然の行動であって、お客様がそれを拒否したからといって人格を否定するようなことは絶対にありません。
特にお財布を預かる主婦の皆さんにとって、プラス数千円の出費は決して小さくないですよね。
「今月は家計がピンチだから」「時間が限られているから」といった理由は、立派な拒否の理由になります。

断る時に少しドキドキしてしまうよね
美容師さんは毎日何十人ものお客様を接客しており、トリートメントを断る方にもたくさん慣れています。
あなたが思うほど、彼らは断られたことを気にしていません。
むしろ、無理をして高いメニューを受けて、その後の美容室通いが億劫になってしまうことの方が、美容師さんにとっては悲しいことなのです。
大切なのは、自分にとっての優先順位をはっきりさせることです。
今日はお断りして、その分浮いたお金で美味しいスイーツを買ったり、自宅用のちょっと良いシャンプーを買ったりするのも賢い選択ですよ。
最近はホームケア用の良いシャントリがたくさんありますしね
美容師さんが「断られても気にしない」本当の理由
美容師さんの立場からすると、トリートメントを断られたとしても、カットやカラーの技術で満足してもらうことに集中するだけです。
もちろん、髪のダメージがひどい場合には「やった方が綺麗に仕上がるのにな」と心の中で思うことはあるかもしれません。
しかし、それはあくまで技術的なアドバイスに過ぎず、断られたからといって手を抜くようなことはプロとしてあり得ません。
むしろ、自分のライフスタイルや予算をハッキリ伝えてくれるお客様の方が、今後の提案もしやすくなるので助かるという声も多いのです。
最近のホームケアは非常に進化している
数年前までは「サロンのトリートメントと市販品は月とスッポン」と言われていました。
しかし、最近は自宅で使えるトリートメントの質が飛躍的に向上しています。
美容室で月1回のトリートメントをするよりも、毎日自宅で質の高いヘアマスクや導入液を使う方が、結果的に髪の健康を維持できる場合もあります。



化粧水と同じで、安くてもたくさんの方が良い場合が多い
「家でしっかりケアをしているから、今日は大丈夫」という考え方は、美容の世界でも十分に通用するロジックなのです。
なぜ熱心に勧められるの?トリートメント提案の裏側と断る理由の正当性
美容室に行くと、なぜあんなに熱心にトリートメントを勧められるのでしょうか。
まず、トリートメントというメニューは、お店側にとって非常に効率が良いメニューであることが挙げられます。
カットやカラーのように高度な技術を長時間必要とするわけではなく、アシスタントさんが担当できる場合も多いからです。
お店の回転率を保ちながら客単価を上げられるため、経営上の重要メニューとして位置づけられています。
また、カラーやパーマの薬剤によるダメージを最小限に抑え、仕上がりの「ツヤ感」を演出するためにも、トリートメントは欠かせないツールです。
美容師さんは、あなたを騙そうとしているわけではなく、最高の仕上がりを見せたいという純粋な気持ちで提案している場合がほとんどです。
しかし、私たちの生活には他にも大切なお金の使い道がありますよね。
子供の習い事、食費、将来のための貯金。
そんな中で、数週間の持続性しかないサロントリートメントに毎回3,000円から5,000円を払うのは、贅沢だと感じて当然です。
私の場合はジェルネイルも同じで、セルフで楽しんでます!
もし、トリートメントを断る理由が「お金」であったとしても、それを恥ずかしいと思う必要はありません。
「今日はカットだけでお願いしたくて」と伝えるのは、レストランでデザートを断るのと同じくらい自然なことです。
また、時間の問題もあります。
トリートメントを追加すると、シャンプー台での待ち時間やスチームの工程などで、プラス15分から20分はかかります。
お迎えや夕飯の支度で忙しい夕方に、この20分は貴重ですよね。
「今日はこの後の予定が詰まっているので」というのも、非常に正当で理解されやすいお断り理由です。
カラーの持ちへの影響と事実
よく「トリートメントをしないとカラーがすぐ落ちますよ」と言われることがあります。
これは間違いではありませんが、トリートメントをしたからといって、劇的にカラーの寿命が2倍に伸びるわけでもありません。



継続的にトリートメントした方が、カラーの持ちに加えて髪がちゅるんちゅるんになるよね
実際には数日の差であったり、手触りの違いであったりすることが多いのです。
その数日のために数千円を払う価値があるかどうかは、個人の価値観に委ねられるべき問題です。
髪の状態によっては不要な場合もある
実は、健康な髪に過度なトリートメントをすると、髪が重くなりすぎてベタつきの原因になることもあります。
自分の髪に本当に必要かどうかを見極めるのは難しいですが、毎回必ずやらなければならないという強迫観念を持つ必要はありません。
「今日は髪の調子が良いので、そのままで大丈夫です」と自分の感覚を信じて伝えてみましょう。
具体例:これなら気まずくない!美容師さんも納得する上手な断り方
断り方が分かっていても、いざとなると言葉に詰まってしまうことってありますよね。
ここでは、実際に使いやすくて角が立たない「魔法の断り文句」の具体例をいくつかご紹介します。
1.予算上限があることを伝えること
2.既に他のヘアケア商品を使っていると伝えること
3.時間がないこと
4.「カットのみ」など希望のメニューを事前に決めておくこと
一つ目は、「予算を決めてきたので、今日は予算オーバーになっちゃうんです」と正直に伝えるパターンです。
美容師さんもお金の話をされると、それ以上無理に勧めることはできません。
「今回は家計の都合で、次回また余裕がある時にお願いしますね」と笑顔で付け加えると、とても丁寧な印象になります。
二つ目は、「自宅で新しいヘアマスクを使い始めたので、その効果を見てみたいんです」という理由です。
これなら、髪をケアする意思があることをアピールしつつ、今日の提案をお断りできます。



私ならその場で「おすすめの市販のトリートメントありますか?」って話そらしちゃう!
三つ目は、時間の制約を理由にする方法です。
「今日は何時までに帰らないといけないので、一番シンプルなメニューでお願いします」と最初から伝えておけば、追加提案自体を未然に防ぐことができます。
また、予約の段階で「カットのみ」とはっきり指定しておくのも有効な手段です。
ネット予約の場合は備考欄に「追加メニューの提案は不要です」と書いておくと、美容師さんもそれを踏まえた上で接客してくれます。
対面で断るのが苦手な方は、デジタルな力を借りるのが一番ストレスフリーですよ。
下2つが角が立たなくて良いかも
美容室はリラックスしに行く場所ですから、断ることでストレスを感じてしまっては本末転倒です。
これらのフレーズをいくつかストックしておいて、サラッと伝えられるようになれば、美容室通いがもっと楽しくなります。
「検討します」という言葉を使いこなす
もし、どうしても押しに弱くて断りきれない時は、「検討します」ではなく「今日はやめておきます」と明確に意思表示をしましょう。
「考えます」と言うと、美容師さんは「まだ迷っているんだな」と判断して、さらに良さを説明してくれる可能性があるからです。
毅然としつつも柔らかい口調で、「今日はやりません」という意思を伝えることが、お互いの時間を無駄にしないマナーでもあります。
美容師さんへの感謝を忘れずに
お断りする時に「教えてくれてありがとうございます」という一言を添えるだけで、空気は一気に和やかになります。
提案自体は親切心からのものであることを認めつつ、今回は不要であることを伝える。
この「感謝+お断り」のセットは、美容室に限らずあらゆる場面で使える大人のコミュニケーション術です。
英語でも「No thank you」より「Thank you」の方が断り文句として丁寧だと言われています
やらなくていいこと:過度な申し訳なさと「嘘」の理由作り
トリートメントを断る際に、私たちがついやってしまいがちだけど、実は「やらなくていいこと」があります。
1.何回も謝ること
2.嘘の予定で誤魔化すこと
2.髪のダメージを自虐すること
まずは、申し訳なさそうに何度も謝ることです。
「ごめんなさい、本当はやりたいんですけど、お金がなくて…」と卑屈になる必要はありません。
お金を払ってサービスを受けに行くのはあなたであり、メニューを選ぶ権利も100%あなたにあります。
堂々としていて良いのです。
次に、無理に「嘘」の予定を作って断るのもおすすめしません。
「この後すぐに友達と約束があって」と言ったのに、その後ゆっくり雑誌を読んでいたりすると、かえって気まずい思いをすることがあります。
嘘をつくと、その嘘を突き通すためにさらに気を使わなければならなくなり、リラックスしに行っているはずの美容室が戦場になってしまいます。



なるべく嘘はつきたくないね
また、髪のダメージを過剰に自虐するのもやめましょう。
「こんなに傷んでいるのに断るなんて、女子力低いですよね」なんて言わなくても大丈夫です。
美容師さんはあなたの髪をジャッジしに来ている審査員ではなく、あなたの希望を叶えるサポーターです。
自分の髪の状態を悲観せず、フラットな状態で「今日はやらない」と決めることが大切です。 自分の選択に自信を持ちましょう。
長々と説明しなくて大丈夫
断る理由は短ければ短いほど、相手にはっきり伝わります。
「今日は時間がないので」「予算外なので」というシンプルな一言で十分です。
説明が長くなればなるほど、美容師さんは「何か解決策を提案しなきゃ」と思ってしまいます。
例えば「時間がないならクイックタイプはどうですか?」といった、さらなる提案を招いてしまうこともあるのです。
美容師さんも予約のやりくりしなきゃいけないから断るなら早く断るほうが親切です
他のお店と比較しなくていい
「あっちの店はもっと安かったから」とか「前の店ではトリートメントはしなくていいって言われた」といった比較も不要です。
お店ごとに考え方や薬剤の種類が違うので、比較をしても建設的な会話にはなりにくいからです。
今いるお店の美容師さんに対して、シンプルに今の自分の希望を伝えるだけで、信頼関係は十分に築けます。
迷ったらこうする!トリートメントを「受けるべき時」の判断基準
基本的には断ってOKなトリートメントですが、稀に「今回はやっておいた方がいいかも」というタイミングもあります。
迷った時の判断基準をいくつか持っておくと、後悔しないお買い物ができますよ。
1.強い薬剤を使う時
2.結婚式などイベントを控えている時
3.乾燥が気になる時
まず一つ目は、ブリーチを伴うカラーや、縮毛矯正などの強い薬剤を使う時です。
これらの施術は髪の内部構造を大きく変えるため、施術直後のケアがその後の髪の寿命を左右します。
こうした特別なダメージが予想される時は、プロの力を借りて栄養を補給しておく価値が高いと言えます。
二つ目は、近々大切なイベントを控えている時です。
結婚式、お宮参り、久しぶりの同窓会など、写真を撮る機会がある前は、トリートメントでツヤを出しておくと自信を持って参加できますよね。
初めて行くお店では個人的にはあまり冒険しないようにしています
三つ目は、季節の変わり目で髪の乾燥がどうしても気になる時です。
自分の手には負えないほどパサついていると感じるなら、一度プロにリセットしてもらうのも良い投資になります。
これら以外の、定期的なリタッチや微調整のカットであれば、トリートメントをスキップしても大きな問題にはなりません。
「今日はご褒美としてやる日」「今日は節約して帰る日」と、自分の中でルールを作っておくのも良いですね。
家計と髪の美しさ、そのバランスを上手に取れるようになると、ストレスのない美容ライフが送れますよ。



ご自愛タイムは大事だよね
プロに「今の髪に本当に必要か」を逆質問してみる
もし判断に迷ったら、「私の今の髪の状態だと、このトリートメントをしないことでどんな具体的なデメリットがありますか?」と聞いてみてください。
「手触りが悪くなるだけ」なのか「切れ毛が加速する」のか、具体的なリスクを聞くことで、納得してメニューを選べるようになります。
「なんとなく勧められたから」ではなく、必要性を理解した上で受けるトリートメントは、満足度も全く違います。
予算に合わせた「代替案」を相談する
「5,000円のトリートメントは高いけど、少しはケアしたい」という場合は、もう少し手軽なメニューがないか聞いてみるのも手です。
シャンプー時の簡単なトリートメントなら1,000円程度で受けられるお店もあります。
自分の出せる範囲の予算を伝えて、その中でできる最高のケアを提案してもらうのも、賢いテクニックです。
さいごに
美容室のトリートメントを断ることは、自分のお金と時間を大切にするための立派な選択です。
美容師さんもあなたの価値観を尊重してくれますから、気まずさを感じることなく正直に自分の気持ちを伝えてみてください。
スマートな断り方をマスターすれば、美容室がもっと身近でリラックスできる場所に変わるはずです。
今日も自分らしく、輝く髪で素敵な一日をお過ごしください。
ご覧いただきありがとうございました!







