一年の始まりである元旦に入籍するのは、新しい門出にふさわしく、記念日も覚えやすいため人気がありますよね。
しかし、実際に元旦に入籍したカップルの中には、役所の手続きやお祝いの仕方で意外な苦労をしたという声も少なくありません。
この記事では、元旦入籍を検討している方に向けて、知っておくべきデメリットや注意点を具体的にご紹介します。 ぜひ最後までご覧ください!
私は元旦ではない土曜に婚姻届を出しました!休日提出の体験談も交えて解説していきます
元旦入籍の落とし穴!役所の窓口は開いていない?
元旦にお互いの意志を込めて婚姻届を出そうと決めても、まず直面するのが役所の「閉庁(へいちょう)」という壁です。
ご存知の通り、1月1日は祝日ですので、役所の一般窓口は完全にお休みになっています。
「えっ、じゃあ出せないの?」と驚かれるかもしれませんが、安心してください。 役所には「宿直窓口(しゅくちょくまどぐち)」や「夜間受付窓口」があり、そこであれば24時間365日、婚姻届を受け取ってもらうことは可能です。 しかし、ここには大きなデメリットが隠されています。
宿直窓口では「預かり」のみという現実
宿直窓口に常駐しているのは、役所の事務職員さんではなく、警備員さんや当直のスタッフさんであることがほとんどです。 そのため、その場では書類の内容を詳しくチェックしてもらうことはできません。 あくまで「書類を預かるだけ」という状態になり、実際の審査は役所が始まる1月4日以降に行われることになります。
ベテランの役所職員さんがその場にいて「はい、受理しました!」と言ってくれるわけではないのが少し寂しいところですね。
私は守衛さんに写真を取ってもらいました
即日の「受理証明書」が発行できない
もし、入籍後すぐに新婚旅行へ行く予定があったり、会社の手続きで「受理証明書」が必要だったりしても、元旦には発行してもらえません。 受理証明書は婚姻届が正式に受理された証拠として発行されるものですが、審査が終わるまでは手に入らないのです。
お正月休みが明けるまで待たなければならず、もどかしい思いをすることがあるかもしれませんね。 急ぎで氏名変更後の住民票や戸籍謄本が欲しい場合には、元旦入籍はかなりスケジュール的に厳しくなることを覚悟しておきましょう。
会社の福利厚生でお祝いを受け取る場合などに必要なケースがあります
お正月明けの窓口は激混みの予感
さらに、1月4日などの仕事始めに役所へ行くと、お正月休みの間に溜まった届出を処理するために窓口が非常に混雑しています。 「元旦に無事受理されましたか?」と確認に行くだけでも、数時間待たされるなんてことも珍しくありません。 せっかくのハッピーな気分が、長時間の待ち時間で台無しになってしまうのはもったいないですよね!
元旦に入籍するということは、その後の事務手続きにおいて「時間的なゆとり」をかなり犠牲にすることになるのです。



一般的には住民票も取得したいことが多いから余計に時間かかる!
運転免許を最初に書き換えると銀行とかの名義変更がスムーズなんだけど、結局それは住民票が要るんだよね。
記念日が「お正月」に飲み込まれる?お祝いの難しさ
元旦を結婚記念日にすると、毎年家族でお祝いできて良さそうに思えますが、実はここにも意外な盲点があります。
元旦は日本中が「お正月ムード」一色になり、親戚が集まったり、実家に帰省したりと、非常に忙しい日でもありますよね。 二人の大切な結婚記念日が、いつの間にか「普通のお正月」の一部として扱われてしまう可能性があるのです。
レストランの予約が取れない、または割高になる
「結婚記念日は二人でゆっくりディナーを楽しみたい!」と思っても、元旦は多くのおしゃれなレストランがお休みです。 営業しているお店があったとしても、お正月限定の特別コースしか用意されていなかったり、通常よりも価格が跳ね上がっていたりすることがあります。
「あのお店に行こう」と提案しても、予約サイトを見てガッカリ…なんて展開も予想されますね。 記念日をロマンチックに過ごしたいタイプの方にとって、お店選びの選択肢が極端に狭まるのは大きなデメリットと言えるでしょう。
親戚付き合いが優先されてしまう
元旦は、夫側や妻側の実家へ挨拶に行くのが恒例行事になっている家庭も多いですよね。
「二人でデートしたいけれど、義実家の集まりを断るわけにはいかない」と、自分たちの予定を後回しにせざるを得ない状況になりがちです。 結婚記念日なのに朝から晩まで親戚にお酒を注いだり、料理を運んだりすることになるかもしれません。 結婚記念日が「嫁・婿としての義務を果たす日」になってしまうのは、少し切ない気持ちになりませんか!?
二人きりの時間を毎年確保したいなら、あえて元旦を避けるのも賢い選択かもしれません。
嫌すぎる…笑
プレゼントや花束の手配が困難
結婚記念日にサプライズで花束を贈りたいと考えている方も注意が必要です。
元旦はお花屋さんもお休みしていることが多く、当日になって「花が買えない!」と焦ることになります。 前もって用意しておくにしても、生花は傷みやすいため、鮮度の良いものを当日に用意するのは至難の業です。
また、ケーキ屋さんも同様に予約が難しかったり、クリスマスからの繁忙期でメニューが限られていたりすることもあります。 お祝いを盛り上げる「演出」のハードルが、元旦は一気に高くなってしまうのが現実なのです。
書類の不備が命取り!受理日がズレるリスクとは
元旦入籍で最も怖いのが、提出した婚姻届に「不備」があった場合です。
宿直窓口で預かってもらった段階では受理日は「1月1日」として扱われますが、重大なミスがあるとそうはいきません。 もし内容に重大な欠陥があり、補正(修正)ができないレベルだと判断されると、届出が却下されてしまうこともあるのです。
滅多にないみたいだけど、稀に「平日に修正に行く時間が無かった」という理由で返却されるケースも。
訂正印では済まないエラーがある?
名前の漢字間違いや住所の記載ミス程度であれば、後日役所へ行って訂正印を押せば1月1日に遡って受理してもらえます。
しかし、証人さんの署名が漏れていたり、本籍地が全く違っていたりすると、窓口で「これでは受け付けられません」となってしまうリスクがあります。 特に、戸籍謄本の添付が必要な自治体で、その謄本を忘れてしまった場合などは、手続きがストップしてしまいます。
「完璧に書いたはず!」と思っていても、プロの目で見るとミスが見つかることはよくある話です。
最悪の場合、入籍日が「修正した日」になることも
不備があまりにひどく、1月1日に受理したとみなせない場合は、受理日が「再提出した日」になってしまいます。
そうなると「元旦に入籍したかったのに、結局1月5日になってしまった…」という悲しい結末を迎えることになります。 これでは何のために元旦を選んだのか分からなくなってしまいますよね。
元旦入籍を確実に成功させるためには、お正月休みに入る前に、必ず役所の窓口で「事前確認」を済ませておく必要があります。 「当日出しに行けばいいや」という安易な考えは、元旦に限っては非常に危険なギャンブルになってしまうのです。
戸籍の反映には数週間かかることも
無事に受理されたとしても、お正月休みを挟むため、戸籍に新しい情報が反映されるまでには通常よりも長い時間がかかります。 通常なら数日から1週間程度で済むところが、お正月は役所全体の業務が止まっているため、2週間以上かかるケースもあるのです。
この間は「戸籍謄本」が取れないため、銀行口座の名義変更や免許証の書き換えなどの手続きも全てストップしてしまいます。 新しい名字でバリバリ仕事を始めたいと思っている方にとって、このタイムロスは大きなストレスになります。



戸籍は「新本籍地に郵送で書類が届いてから作成される」から、受理地と新本籍地の書類チェック、それに郵送時間も加味しなきゃいけないよ
よくあるのが「入籍日からカウントして◯ヶ月以内に新婚旅行休暇が取れる」ケース。元旦に限らずだけど、休日の提出は特に戸籍作成が遅れることが多いから、さっさと旅行の手配をしたい人はあまり冒険しないほうが良いかも?
「連休明けに一気に手続きを終わらせたい」と考えている方は、スケジュールの遅延を計算に入れておく必要がありますね!
周囲への報告や手続きが遅れる?連休明けのバタバタ
元旦に入籍した場合、親戚や友人への報告のタイミングも少し難しくなります。
「あけましておめでとう」の挨拶と「結婚しました」の報告が重なるため、相手によっては「情報の渋滞」が起きてしまうからです。 特にお世話になった上司や恩師には失礼のないように伝えたいものですが、お正月の三が日に連絡をするのは避けるべきマナーでもあります。
年賀状での報告が間に合わない
「元旦に入籍して、その日の年賀状で報告したい!」と考える方もいるかもしれませんが、これは実質不可能です。
年賀状は12月の中旬には投函していなければ元旦に届きませんし、その時点ではまだ「入籍予定」でしかありません。
もし何らかの事情で入籍が中止になった場合、虚偽の報告をばら撒いてしまうことになり、非常にリスクが高いです。 結局、正式な報告はSNSや寒中見舞い、あるいは連休明けの直接の挨拶まで待つことになります。



婚約詐欺の可能性も0ではないから確定してから報告したい
「一番に伝えたい!」という情熱があっても、カレンダーの壁に阻まれてしまうのは歯がゆいですよね。
会社への報告と福利厚生の申請
仕事始めの1月4日や5日に出社した際、いきなり「元旦に入籍しました!」と報告することになりますが、職場も新年の挨拶や業務の立て直しでバタバタしています。
総務部や人事部の担当者さんも、年末調整の残りや新年会、新年の挨拶回りで忙殺されている時期です。 そんな中での氏名変更届や住所変更届、慶弔見舞金の申請などは、後回しにされてしまう可能性も否定できません。
また、もし会社から「結婚休暇」が出る場合も、元旦からの連休と重なってしまい、休暇を損してしまうような規定になっている会社もあります。 制度を最大限に活用したいなら、自分の会社の就業規則を事前にチェックしておくことが大切です。
私は旧姓使用の申請をした時に住民票が必要でした!結局、書類が整わないといろいろ手続きできないです。
友人たちとの「入籍お祝いパーティー」も先送り?
友人たちに囲まれて入籍のお祝いをしたいと思っても、元旦当日はみんな家族や地元の友人と過ごしています。
わざわざ自分たちのために集まってもらうのは気が引けますし、実際に無理なことも多いでしょう。 「今日入籍しました!」というリアルタイムな感動を共有できるのは、結局二人きりか、LINEのメッセージの中だけになりがちです。
賑やかなことが大好きなカップルにとっては、少し孤独なスタートに感じてしまうかもしれませんね。 お祭り騒ぎのような賑やかな入籍を夢見ているなら、元旦以外のイベント日を検討するのも一つの手です。
さいごに
元旦入籍のデメリットについて、事務的な側面からプライベートな悩みまで幅広く見てきましたがいかがでしたでしょうか?
一見すると「1月1日」という響きは素敵ですが、その裏には役所の閉庁やお店の休業、そして親戚付き合いといった現実的な壁がたくさん存在します。 もちろん、これらのデメリットを理解した上で、しっかりと事前準備を行えば、元旦入籍を素晴らしい思い出にすることは十分に可能です。
お二人の新しい門出が、笑顔あふれる素晴らしいものになるよう、心から応援しています。 この記事が、後悔のない入籍日選びの参考になれば幸いです。 最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!








