歓送迎会や歓迎会、送別会の案内が届いたとき、少しうれしい気持ちになる一方で、「参加したほうがいいのかな?」「欠席したら職場でどう思われる?」と悩む人も多いのではないでしょうか。
仕事の付き合いだから参加したほうがいいと思っていても、家庭の事情や先約、体調、金銭的な負担などで参加が難しいこともあります。
結論からいうと、歓送迎会を1回欠席しただけで、職場での評価が大きく下がるケースは多くありません!
ただし、欠席そのものよりも、連絡の仕方やタイミング、その後のフォローによって周囲からの受け止め方が変わることはあります。
この記事では、歓送迎会を欠席するとどうなるのか、欠席理由の伝え方、メールやLINEの例文、会費・キャンセル料、一度参加と答えた後に欠席する場合など、気になるポイントをまとめて解説します。
歓送迎会を欠席するとどうなる?

欠席しただけで職場での評価が大きく下がることは少ない
歓送迎会は、基本的に仕事そのものではなく、職場の人たちが交流するための場です。
そのため、歓送迎会に参加しなかったことだけを理由に、仕事上の評価が大きく下がるとは限りません。
仕事の都合や家庭の事情、体調などで参加できない人がいることは、職場でも珍しいことではありません。
特に社員数が多い職場では、毎回全員が参加するほうが難しいでしょう。
もちろん、職場によって雰囲気や考え方は違います。
しかし、一般的には「歓送迎会に参加したかどうか」だけで、その人の仕事ぶりまで判断するものではありません。
欠席よりも普段の仕事ぶりやコミュニケーションが大切
職場での評価を考えるなら、歓送迎会への参加よりも普段の仕事ぶりのほうが重要です。
たとえば、
- 任された仕事をきちんと行う
- 報告・連絡・相談をする
- 周囲と協力して仕事を進める
- 挨拶をする
- 相手への配慮を忘れない
といった日常の行動が信頼関係につながります。
歓送迎会に参加しなくても、普段の仕事やコミュニケーションをきちんとしていれば、過度に心配する必要はありません。
ただし交流の機会が減るというデメリットはある
一方で、欠席することでまったくデメリットがないわけではありません。
歓送迎会では、普段の仕事中には話さないようなことを話したり、部署が違う人と交流したりする機会があります。
そのため、欠席すると、職場の人と親しくなる機会を1回逃してしまうという面はあります。
特に新人や異動直後の場合は、顔と名前を覚えてもらう機会が減ることもあります。
ただし、その後の挨拶や仕事中のちょっとした会話で十分にカバーできます。
歓送迎会を欠席すると職場での評価や人間関係に影響する?
上司や同僚は欠席をどう受け止める?
上司や同僚の多くは、全員が歓送迎会に参加できるとは考えていません。
仕事の都合、家庭の事情、体調など、人によって参加できない事情があることは当然だからです。
そのため、事前にきちんと欠席を伝えているのであれば、欠席そのものを必要以上に気にする必要はありません。
むしろ、無断欠席したり、連絡をせずに直前で来なかったりするほうが、周囲に悪い印象を与えやすいでしょう。
新人・異動直後は欠席によるデメリットもある
新人や異動したばかりの人の場合、歓送迎会が職場の人と交流する貴重な機会になることがあります。
そのため、欠席すると「最初の交流機会が少なくなる」というデメリットはあります。
ただし、最初の歓送迎会に参加できなかったからといって、その後の人間関係が決まるわけではありません。
翌日から普段どおり挨拶をしたり、仕事中に積極的にコミュニケーションを取ったりすれば大丈夫です。
欠席が何回も続くと印象は悪くなる?
1回の欠席と、毎回のように欠席する場合では、周囲の受け止め方が変わる可能性があります。
もちろん、毎回参加できない事情があるなら無理をする必要はありません。
ただ、何度も欠席する場合は、普段の仕事や挨拶などで周囲とのコミュニケーションを取っておくことが大切です。
「飲み会には参加しないけれど、普段はきちんとコミュニケーションを取る」という状態なら、必要以上に悪く受け取られるとは限りません。
「嫌われる」「感じが悪い」と思われる?
歓送迎会を1回欠席しただけで、すぐに「嫌われる」「感じが悪い」と考える必要はありません。
欠席する人がいることは珍しくないからです。
ただし、無断欠席、連絡が遅い、幹事に迷惑をかけるといった行動は別問題です。
欠席する場合でも、できるだけ早く丁寧に伝えるだけで、印象は大きく変わります。
歓迎会と送別会では欠席の意味が違う?

歓迎会を欠席するとき
歓迎会は、新しく職場に加わった人を知るための場です。
そのため、新人や異動直後の人が欠席すると、最初の交流機会が減ることになります。
とはいえ、歓迎会に参加できなかったからといって、職場での評価が決まるわけではありません。
参加できなかった場合は、その後の挨拶や仕事中の会話を大切にしましょう。
送別会を欠席するとき
送別会は、退職や異動する人に感謝やねぎらいを伝える場です。
そのため、欠席する場合は、主役となる人に別途一言伝えておくと安心です。
たとえば、
「送別会に参加できなくて残念ですが、今までありがとうございました」
といった短い言葉でも十分気持ちは伝わります。
自分が歓迎される側でも欠席して大丈夫?
自分が新しく加わった側の場合、「自分のための歓迎会なのに欠席していいの?」と悩むかもしれません。
参加できるのであれば参加したほうが交流のきっかけにはなります。
ただし、どうしても都合がつかない場合は、無理に参加する必要はありません。
幹事や上司に早めに事情を伝え、後日あらためて挨拶をすればよいでしょう。
自分の送別会を欠席したい場合
自分が送別される側の場合は、通常の歓送迎会よりも少し事情が異なります。
自分のために準備してもらっているため、欠席する場合は、できるだけ早く幹事に相談しましょう。
そして、参加できないことへのお詫びと、これまでお世話になったことへの感謝を伝えることが大切です。
歓送迎会の欠席理由はどう伝える?
体調不良の場合
体調不良は、比較的理解されやすい理由です。
無理をして参加するより、しっかり休むほうがよい場合もあります。
「体調が優れないため、今回は欠席させていただきます」
程度の簡潔な伝え方で問題ありません。
家庭の事情・育児・介護の場合
家庭の事情も、詳しく説明する必要はありません。
「家庭の都合により、今回は欠席させていただきます」
など、簡潔に伝えれば十分です。
育児や介護など、プライベートな事情を細かく説明する必要はありません。
先約がある場合
以前から予定が入っていた場合は、
「以前から予定が入っているため、今回は欠席させていただきます」
と伝えればよいでしょう。
先約の内容まで詳しく説明する必要はありません。
金銭的な負担が理由の場合
歓送迎会の会費が負担になることもあります。
特に複数の飲み会が続く時期などは、参加を控えたいと感じることもあるでしょう。
その場合も、無理に「お金がない」と伝える必要はありません。
「都合により今回は欠席させていただきます」
など、差し支えない表現にすると伝えやすくなります。
「行きたくない」が本音の場合
「単純に行きたくない」という気持ちもあるでしょう。
しかし、それをそのまま「行きたくないので欠席します」と伝えると、相手によってはネガティブに受け取られる可能性があります。
本音をすべて説明する必要はありません。
「私用のため」「都合がつかないため」など、必要以上に詳しく説明しない方法もあります。
欠席理由を詳しく説明する必要はない
欠席理由は、相手が納得するまで細かく説明しなければならないものではありません。
むしろ、プライベートな事情を詳しく話しすぎると、かえって説明に困ることもあります。
「私用」「家庭の事情」「体調不良」など、必要な範囲で簡潔に伝えるだけでも十分です。
欠席連絡は誰に・いつ伝える?

まず幹事に早めに伝える
欠席すると決めたら、まず幹事に伝えましょう。
歓送迎会では、お店の予約人数や料理、会費などの調整が必要になるためです。
参加できないと分かった時点で、できるだけ早く伝えることが大切です。
上司にも伝えたほうがいいケース
職場によっては、上司が出欠を把握している場合もあります。
幹事への連絡だけでよい職場もありますが、上司が参加者を取りまとめている場合などは、上司にも一言伝えておくと安心です。
職場の普段の連絡方法に合わせましょう。
歓迎される人・送別される人にも一言伝える
歓迎会なら新しく加わった人、送別会なら退職・異動する人が主役です。
欠席する場合は、必要に応じて本人にも一言伝えておくと丁寧です。
特に送別会なら、後日あらためて感謝の言葉を伝えるとよいでしょう。
参加を迷っている段階でも返事をする
「まだ参加するか決めていないから」と返事を先延ばしにするのは避けたほうがよいでしょう。
幹事は参加人数をもとに予約や会費を決めています。
参加できない可能性が高いなら、早めに相談するほうが親切です。
当日欠席になった場合はどうする?
当日に体調不良などで参加できなくなった場合は、分かった時点ですぐに幹事へ連絡しましょう。
お店への連絡が必要になる場合もあるため、できるだけ早い連絡が大切です。
歓送迎会を欠席するときのメール・LINE例文
基本的な欠席メールの例文
お疲れさまです。
○日の歓迎会ですが、都合により欠席させていただきます。
せっかくお声がけいただいたところ申し訳ありません。
皆さま、どうぞ楽しんできてください。
よろしくお願いいたします。
先約がある場合の例文
お疲れさまです。
○日の送別会ですが、以前から予定が入っているため、今回は欠席させていただきます。
○○さんに直接ご挨拶できず残念です。
よろしくお願いいたします。
家庭の事情で欠席する場合の例文
お疲れさまです。
○日の歓送迎会ですが、家庭の都合により欠席させていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。
体調不良で欠席する場合の例文
お疲れさまです。
本日の歓迎会ですが、体調が優れないため欠席させていただきます。
急なご連絡となり申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
主役への一言を添える場合の例文
歓送迎会に参加できず残念ですが、これまで大変お世話になりました。
また改めてご挨拶させてください。
LINE・チャットで伝える場合の例文
LINEや社内チャットの場合も、基本的な考え方は同じです。
お疲れさまです。
○日の歓送迎会ですが、都合により欠席させていただきます。
急なご連絡になり申し訳ありません。よろしくお願いします。
普段からカジュアルなやり取りをしている職場なら、もう少し短い文章でも問題ありません。
一度「参加」と答えた歓送迎会を欠席したい場合
参加から欠席に変更するときは早めに連絡する
一度「参加」と回答した後でも、事情が変わって欠席することはあります。
この場合に大切なのは、欠席すると分かった時点ですぐに幹事へ連絡することです。
「一度参加すると答えたから、今さら断れない」と考えて連絡を遅らせるほうが、幹事に負担をかけてしまいます。
当日になった場合はすぐ幹事に連絡する
当日に体調不良などで欠席する場合は、できるだけ早く連絡してください。
特にお店の予約人数に関係するため、直前であっても無断で欠席するのは避けましょう。
キャンセル料が発生する場合はどうする?
予約状況によっては、当日キャンセルなどで料金が発生する場合があります。
この場合は、お店のキャンセル規定や職場のルールを確認しましょう。
「欠席だから絶対に払わなくていい」「必ず払わなければならない」と一律に判断するのではなく、実際に発生した費用や職場の取り決めを確認することが大切です。
歓送迎会を欠席するとき、会費やキャンセル料は払う?

欠席したら必ず会費を払うとは限らない
欠席した場合の会費については、職場やお店の予約状況によって対応が異なります。
たとえば、事前にキャンセルできて料金が発生しないのであれば、支払いが必要ない場合もあります。
一方で、料理や席がすでに予約されている場合は、キャンセル料が発生する可能性があります。
当日キャンセルで料金が発生するケース
当日キャンセルでは、飲食店側の規定によってキャンセル料が発生する場合があります。
そのため、参加できないことが分かったら、できるだけ早く幹事に連絡することが重要です。
職場のルールやお店のキャンセル規定を確認する
会費やキャンセル料について疑問がある場合は、幹事に確認しましょう。
職場によっては、歓送迎会の会費について独自のルールが決まっていることもあります。
二次会に参加しない・途中で帰るのは問題ない?
二次会は基本的に自由参加
二次会まで必ず参加しなければならないわけではありません。
翌日の仕事や家庭の予定、体力などを考えて、一次会だけで帰る人もいます。
二次会に参加しないことを過度に気にする必要はありません。
一次会だけ参加して帰っても大丈夫
一次会に参加できれば、歓送迎会での交流という目的は十分果たせます。
「二次会まで行かないと悪いかな」と無理をする必要はありません。
途中退席するときは一言伝える
途中で帰る場合は、幹事や近くの人に一言伝えておくと丁寧です。
「明日早いので、今日はここで失礼します」
くらいの簡単な伝え方で十分です。
歓送迎会は強制?法律と会社の考え方

業務時間外の歓送迎会は基本的に任意参加
歓送迎会が業務ではなく、業務時間外に行われる私的な交流の場であれば、一般的には自由参加として扱われます。
ただし、会社や職場によって事情は異なるため、実際の扱いについては就業規則や職場のルールも確認しましょう。
会社や職場によって雰囲気は異なる
「歓送迎会は絶対に参加する」という雰囲気の職場もあれば、「参加できる人だけ参加する」という職場もあります。
そのため、法律上の一般論だけでなく、自分の職場でどのような運用になっているかを見ることも大切です。
欠席を理由に不利益な扱いを受けた場合は別問題
歓送迎会への参加と、仕事上の評価は本来別の問題です。
もし飲み会への参加・不参加だけを理由に、明らかに不公平な扱いを受けていると感じる場合は、単純に「飲み会だから仕方ない」と考えず、会社の相談窓口などに相談することも検討しましょう。
仕事上の評価と飲み会への参加は分けて考える
仕事で評価されるために、すべての飲み会に参加しなければならないと考える必要はありません。
普段の仕事、周囲とのコミュニケーション、責任を持って業務に取り組む姿勢を大切にしましょう。
欠席後に印象を悪くしないフォロー方法
翌日に挨拶や一言を伝える
欠席した翌日に、必要に応じて一言声をかけるだけでも十分です。
「昨日は参加できなくてすみませんでした」
「昨日はありがとうございました」
など、職場の状況に合わせて自然に声をかけましょう。
歓迎会を欠席した場合のフォロー
歓迎会を欠席した場合は、普段の仕事中に積極的に挨拶をして、少しずつ交流していけば問題ありません。
特別なことをする必要はありません。
日常のコミュニケーションを積み重ねることが、一番自然なフォローになります。
送別会を欠席した場合のフォロー
送別会を欠席した場合は、退職・異動する人に直接感謝を伝えるのがおすすめです。
「送別会には参加できませんでしたが、今までありがとうございました」
という短い言葉でも、十分気持ちは伝わります。
普段の仕事や挨拶で自然に交流する
歓送迎会に参加できなくても、翌日からの仕事は続きます。
朝の挨拶や仕事中の会話、ちょっとした声かけを大切にしましょう。
無理に飲み会へ参加して関係を作ろうとするより、普段のコミュニケーションを大切にするほうが自然です。
お礼や寸志・プレゼントは必要?
欠席したからといって、必ずお礼やプレゼントを用意しなければならないわけではありません。
職場の慣習や人間関係によって判断すればよいでしょう。
特に送別会を欠席した場合など、主役の人にお世話になったという気持ちが強いのであれば、直接お礼を伝えるだけでも十分です。
まとめ!歓送迎会は欠席しても大丈夫。ただし伝え方とフォローが大切
歓送迎会を欠席したからといって、それだけで職場での評価や人間関係が大きく崩れるケースは多くありません。
大切なのは、欠席すること自体よりも、連絡のタイミングや伝え方、その後のフォローです。
今回の記事のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 歓送迎会を1回欠席しただけで過度に心配する必要はない
- 普段の仕事ぶりやコミュニケーションのほうが重要
- 欠席するときは幹事へ早めに連絡する
- 欠席理由を細かく説明する必要はない
- 「私用」「家庭の都合」など簡潔な伝え方でもよい
- 一度参加と答えた後でも、欠席が決まったら早めに連絡する
- 当日欠席の場合は分かった時点ですぐに連絡する
- 会費やキャンセル料は職場やお店のルールを確認する
- 二次会や途中退席は無理に参加する必要はない
- 欠席した後は、必要に応じて一言フォローする
「欠席したら嫌われるかな」「評価が下がるかな」と不安になる気持ちは自然なものです。
しかし、仕事をしている以上、すべての行事に参加できるとは限りません。
自分の事情を大切にしながら、周囲への配慮を忘れず、無理のない選択をすることが大切です。
欠席すると決めたら、早めに丁寧に伝え、その後は普段どおり仕事や挨拶をしていけば大丈夫ですよ!