HYBE JAPANから「BTSの弟分」として急成長を遂げるグローバルボーイズグループ「&TEAM(エンチーム/エンティーム)」。
しかし、ネット上では「気持ち悪い」という意見も散見されます。
最初に断っておくと全くそんなことはありませんが、なぜこのような評価が出たのでしょうか?
実際のファンの声や理由を元に分析します。
ぜひ最後までご覧ください!
スポンサーリンク&TEAMが「気持ち悪い?」ネットの評価
まず、なぜ&TEAMが気持ち悪いと言われているのか世間の声を見てみます。
演出過剰すぎない?おかしいって
表情が大げさで感情移入できない
2024年1月から開催された初のホールツアー「2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘FIRST PAW PRINT’」の最終公演で、メンバーが2階席や3階席まで直接訪れファンに感謝の気持ちを伝えるサプライズを行いました。
それが良くも悪くも大きな話題となっていました。
韓国グループだけど日本要素が強すぎてアンバランス
歌がいまいち
他には、グループのコンセプトやパフォーマンス自体への評価が尾ひれを付けている場合も。
総じて見ると、言葉通り「気持ち悪い」からではなく
・「ビジュアルやパフォーマンスの評価がいまいち響いていない」
・「日本人が日本でデビューしたため韓国で人気を得ていない」
ことが大きく影響していました。
何事も表裏一体です
&TEAMが「気持ち悪い?」言われる理由3選
ここからは、色々ウワサされる理由を深堀りして見ていきます。
結論から述べると、オーディション番組「I-LAND」の印象が強いこと、グループのコンセプトがうまく伝わっていないことに起因しています。
理由①ENHYPHENとセット売りが過ぎる
まず挙げられる点は「ENHYPHENとのセット売りに納得がいかない」という点です。
ここで抑えておきたいのは、&TEAMは2020年にENHYPHENを生んだオーディション番組「I-LAND」において、惜しくも落選したメンバー(4人)を含んでデビューした後発組のグループです。
2022年末に放送された「CDTVライブ!ライブ!年越しスペシャル!2022→2023」では2グループのコラボがあり、かなり豪華なステージとなっていました。
しかし、これに納得がいかない方がチラホラ見受けられました。
お互いに独立したイメージにしないと活動しにくくない?
いつまでI-LAND感ひきずるの?
もちろんエールもたくさんあります。
「ENHYPHENといつか同じステージに」
31日は実現するんだね おめでとう本当良かった
あとはCDTVのENHYPENと&TEAMのコラボ良かったわ〜
ダンスキレキレで、ヒスン君がセンターに来た時に、全体がすごいビシッとなってたし、ラスト前でケイ君ニキ君が背中合わせになる所…ちょっと胸熱だった…
現在の人気は間違いなく&TEAMの実力によるものですよね!
また、2022年12月19日に放送された「CDTVライブ!ライブ!クリスマス4時間スペシャル」でデビューから2週間という驚異的な早さで大トリを務めたことも賛否両論で話題を集めました。
HYBE何かしたん…?
大御所押しのけて大トリとは
好意的な声が圧倒的だったものの、一部ではこうした意見も見られていたのが事実です。
他にも「K style PARTY」「2024年めざましライブ」などでも大トリを務めており大好評なので、ファンのここまでの反響の大きさは注目度の高さが原因と思われます。
下手に大人っぽく見せようとせず しっかり歌い手の等身大を意識してる。
良い。すごく良い。
ファンからは絶賛の声多数ですし、メンバー自身には全く落ち度のない話なので気にしなくて良さそうです。
スポンサーリンク理由②衣装が奇抜すぎ/パクリ
続いては「衣装が奇抜すぎる」「パクリが多い」という点です。
基本的にはカッコ良いのですが、たまに個性的な衣装の時があります。
個人的には「丈が短い時が多い」「透け感がスゴい」んだと思っています
このような衣装を着こなすメンバーは流石です。
&TEAMが着こなす衣装には様々な意見が出ており
(2024ツアーにて)エンチさすがに今回の衣装はみんな丈短すぎてサイズ発注ミスしてるとしか思えん笑笑
エンチームはEXOのweareoneや衣装などをパクってんのにSMドルの容姿をディスる廃部なに?遊戯王対決したら絶対SMドル勝つんだが。どんどんボロが出て廃部してほしいわー
デビュー後発組になると衣装コンセプトの被りはどうしても出てくるので、不利になりやすいですよね。
わぁエンチーム、、なんか衣装とかはパクリだなぁと思っていたが、こんなにも分かりやすくパクるとは、、、普通に引く
それだけ目に留まりやすいということでもあります。
HYBE全体がSMのグループの衣装をパクっているというのは一部ファンから以前より指摘されており、&TEAMに限ったウワサではありません。
スポンサーリンク理由③グローバルグループとしてのコンセプトが中途半端
続いては「コンセプトが中途半端」という点について。
&TEAMは、HYBE JAPANに所属しながら日本で活動するグローバルグループです。
例えば、公式HPで公表されている2024年12月の国内スケジュールを確認すると大活躍していることが分かります。
テレビ・ラジオ出演 | 29本 |
雑誌 | 7本 |
イベント | 15本 |
個人の仕事もカウントしています
日本メインということもよく分かりますね。
また、グループとしては韓国を含む海外でも活動にも精力的です。
2023年2月 | 韓国で「First Howling : ME」をリリースし韓国デビュー |
2023年2月 | 初の海外公演「2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘FIRST PAW PRINT’」を開催(@ソウル) |
2023年4月 | 「GOLDEN WAVE in TAIWAN」に出演(@台湾・高雄) |
2023年6月 | ・初の海外フェス「Weverse Con Festival」出演(@ソウル) ・3週間にわたって韓国の音楽番組などに出演 |
2023年11月 | 2023 Asia Artist Awardsで2冠達成(@フィリピン) |
2023年11月 | 2023 MAMA AWARDSに登壇(@東京) |
2024年9月 | 中国のエンターテインメント誌「XBlush 2024 SUMMER ISSUE」で海外雑誌の初表紙 |
ただ2022年にデビューして以降の海外での仕事は大きいものが多く、現地のテレビに出演する等ファンから身近に感じられる印象は少なめです。
この現状に対し、特に海外ファンから不満の声、日本のファンからは改善要望の声が多数出ています。
HYBE JAPAN運営、YouTube頑張ってよ
そもそも日本のテレビ&Huluとタッグを組んだのが間違いのような気がする。
自分がK-pop初心者だった時VPNの繋げ方とか韓国の音楽番組の見方分からなくて悩んだから、海外のルネさんもどかしいんだと思う
2024年12月時点だと、&TEAMの主だった活動を観るのがHuluなので完全に日本向けのプロモーションになっています。
グローバルグループというコンセプトなのにここまで鎖国すると海外ファンが離れていくリスクがあるので、見守っている立場からすると非常にやきもきしている状況です。
スポンサーリンク&TEAMのペン卒の状況が「深刻」と言われる理由3選
ここからは、&TEAMのペン卒(ファン離れ)が深刻だと言われる理由について詳しく見ていきます。
理由①I-LANDの時からコンセプトが変わった
まず挙げられるのは「I-LAND(オーディション)からコンセプトが変わってしまった」「ついていけない」という点です。
この意見は、特にメンバーのKの人気によるものです。
Kくんのデビューが決まったら安心して落ち着いちゃった
オーディション番組「I-LAND」は、理想のアイドルを誕生させるために特別に設けられた空間というコンセプトがあり、夢に向かって候補者が競う間は視聴者も一緒に戦う感覚が楽しめるためかなりの注目度となります。
KはI-LAND時代から人気がありデビュー確実と言われていたものの、最終テストで脱落しています。
そこから、2022年に行われた「&AUDITION」で再招集され、晴れて&TEAMでデビューしたという経緯があるので、ずっと応援していたファンからすると親心のような気持ちを抱く方がとても多いのがKファンの特徴です。
一喜一憂しすぎて少し休みたい感
先述の通り、今の&TEAMのコンセプトは良くも悪くも一貫性があまりありません。
そのため、オーディション当時のようにまっすぐに応援しにくいという気持ちが「好き」よりも勝るとペン卒している状況になっています。
スポンサーリンク理由②海外ファンがついていけなくなった
続いては「海外ファンがついていけなくなった」ところです。
今の&TEAMの活動には「まずは日本で地盤を固める」という強い意志を感じさせます。
2023年のツアーで「今年はグローバルに活躍するための準備の期間にする」と語っていました
まずは地元での人気を獲得し、そこから海外進出するのは手堅い手法と言えます。
ただ、この一見すると遠回りな戦略が海外ファンからすると「冷遇されている」「コンテンツが楽しくない」「何を言ってるか分からない」となっており、グローバル展開にあたり本末転倒な事態となっています。
YouTubeとかのコンテンツが少ないから活動わからない
BTSとかENHYPHENとの差別化難しそうで推しにくい。エナプのしか要らん
先輩グループのBTSやENHYPHENのグローバル人気が既に確立されているのでそこに食い込むのが今後の課題となるのは必至です。
しかし、2024年の活動を日本に絞りすぎている感は否めず、海外ファンがごっそりとペン卒してしまっています。
理由③音楽スタイルに一貫性がないので混乱を起こす
続いては「音楽スタイルに一貫性がなく何がアピールポイントか良くわからない」点です。
&TEAMの楽曲はバラエティに富んでいます。
曲名 | 特徴 |
Under the Skin | エモーショナルなロック |
Scent of You | トロピカルなダンスナンバー |
FIREWORK | エネルギッシュでパワフル |
First Howling | ダークでミステリアス |
多様性があって面白いと思う意見がある一方、BTSのような「青春」「自己発見」「社会問題」やENHYPHENのような「自己発見の旅」「成長」というテーマ性が統一されていないのは事実です。
この点が混乱を招く一因となっており、好みに合わなくなったファンがペン卒しています。
統一された世界観を求めるファンが多いのかも
&TEAMは「実際は大人気」なことが分かる理由3選
ここまで&TEAMのネガティブなウワサを見てきました。
ただ、実際には「めちゃくちゃ人気」です。
それが分かる理由は次の通りです。
・デビュー2年でのアルバム販売数が多い
・ツアーチケットが即完売
・楽曲の国際評価が高い
1つずつ見ていきます。
デビュー2年でのアルバム販売数が多い
まず「アルバム販売数が多い」ところです。
アルバム名 | リリース年月日 | 発売枚数 |
First Howling : ME | 2022年12月7日 | 初週に約15.4万枚 |
First Howling : WE | 2023年6月14日 | 初週に約15.4万枚 |
First Howling : NOW | 2023年11月15日 | 初週に約11.8万枚 |
「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位を獲得するなど話題性は抜群です。
例えば、大人気ガールズグループのTWICEが2015年デビュー初期からアルバムの初動売上が安定して10万枚を超えています。
TWICEは今ではK-POPを代表するグループとなっており、&TEAMの将来もTWICEのように明るいことが予想できますね!
ツアーチケットが即完売
続いては「ツアーチケットが即販売」している点です。
【2024 &TEAM CONCERT TOUR ‘FIRST PAW PRINT’】
・韓国・ソウル公演:2024年2月17日と18日にKBS ARENAで開催されたソウル公演のチケットは、発売開始直後に即完売
・日本公演:京都、福岡、埼玉、宮城、神奈川、愛知、大阪の各地で開催された日本公演も、チケットが完売
韓国と日本の合計チケット枚数は会場や公演数から6.2万枚程度と思われるので、人気がないと会場は埋まらない数です。
このスピード感やチケット枚数は初期のBTSと似ており、十分な人気がうかがえます。
スポンサーリンク楽曲の国際評価が高い
続いては「リリースした曲の国際評価が高い」という点です。
デビュー曲「Under the Skin」は世界42カ国の音楽チャートでトップ5に入り、話題性と人気が客観的に証明されています。
日本や韓国ならまだしも、世界42カ国で注目されている事実に嬉しい驚きがありますね!
邦ロックや洋楽の音楽好きの人達にエンティムのアルバムあげたらめちゃくちゃ喜こばれた。 &TEAMの楽曲の良さはけっこう有名かも
&TEAMが好きだからって理由で日本語の勉強してる海外のルネたっくさんいるよ
今までは、K-POPを聴くなら韓国語を勉強するのが主流だったと思います。
それが日本語を勉強するトレンドが生まれつつあるとは!
&TEAMが世界に羽ばたくことで、ファンのパワーを借りて日本が元気になるかもしれませんよね!
ポジティブなファンの意見
&TEAMに対して、ファンからは応援や愛などのポジティブな意見が多数あがっています。
カッコいいからずっと見れる
表現力がすごくてパフォーマンスに引き込まれる
才能がスゴい。全員スゴい
日本人が多いからつい応援してしまう。EJ(ウィジュ)とNICHOLAS(ニコラス)は昔のTWICEのMISAMO見てた気分でこちらも応援。
&TEAMは「日本人メンバー7人、韓国人メンバー1人、台湾人メンバー1人」という多国籍グループ。
BTSの弟分という愛称がありながら主な活動が日本であることが大きな特徴です。
日本人メンバーの人気はもちろん、2人の外国人メンバーが日本語で挨拶している様子がファンの心をグッと掴んでいます。
スポンサーリンクさいごに
「気持ち悪い」というより「コンセプトが良く分からない」要素が強い印象を受けました。
パフォーマンスのレベルが高いだけに、海外でのペン卒が著しい事実は非常にもったいないですよね。
先輩グループとはまた違った魅力をアピールして、BTSのように世界で活躍している日を楽しみに引き続き応援していきたいと思います!