今回は、プロレスラーの内藤哲也さんの名言を見ていきます。
ワイルドなイメージが強い内藤哲也さんですが、繊細で心に響く名言がたくさん!
今回の記事では、10つをピックアップして胸に刻んでみたいと思います。
最も有名な「トランキーロ」についても掘り下げて見ていきます。
スポンサーリンク内藤哲也の名言まとめ10選
ワイルドな見た目から繰り出す名言は、日頃からいかに真剣にプロレスに向き合われているか、大事に考えているかがうかがえるものばかりです。
言うだけなら簡単ですが、内藤選手の場合は裏付けされる実力もお持ちのため、すんなり胸に響きます。
1つずつ見ていきましょう!
①お客様
まずは「お客様」です。
お客様?
いきなり衝撃が走る言葉です。
なんと、内藤哲也さんは、試合を観に来てくれるファンに敬意を込めてお客様と呼ぶんです。
これは「ファンあっての興行」ということを常に念頭に置いているからこそ、ファンにとって一期一会となる試合にしっかり向き合おうという姿勢から来ています。
「表現の仕方、伝え方をちょっと変えただけで、こんなにも反応が違うのか」
引用:GetNavi
メキシコからの帰国後、自分のやりたいようなパフォーマンスを見せていこうと決意された内藤選手。
メキシコへの出国以前は人気がなかったはずの自分が一気に応援されるようになり「手のひら返しかよ!」と思うくらいだったそう。
「お客様」はファンへの皮肉も込められた言葉です
「リスクを考えなくなった瞬間、流れが変わった」という内藤選手にとって変化のきっかけとなった言葉です。
スポンサーリンク②自分自身が夢を追いかけなきゃ人に夢を与えることができない。プロフェッショナルとは、夢を追いかけ続けること
続いては「自分自身が夢を追いかけなきゃ人に夢を与えることができない。プロフェッショナルとは、夢を追いかけ続けること」です。
これは「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演した際の名言です。
プロフェッショナルは、経済人や芸能人がメインで出る番組の印象があります。
一時は人気が今ほど高くなく、落ち込んだ時期があった内藤選手です。
オカダ帰国時は今後どうなるかドキドキしました
2015年にメキシコに移籍されたことをきっかけに殻を破った内藤選手は、そこから自分らしさが出せるようになっていきます。
自身のプレースタイルやキャリアにたくさん悩んだであろう時期にもこのような気持ちで努力しつづけていたのだろうと考えさせられますよね。
夢に向かって頑張っている方にはうってつけの言葉です。
③追っかけてたはずのベルトがベルトの方から来たよ
続いては「追っかけてたはずのベルトがベルトの方から来たよ」です。
これは、普段はベルトを投げるパフォーマンスが印象的な内藤選手の「勝って嬉しい」気持ちが透けて見える
「さんざん要らないと言ってきたベルトだけど、ベルトの方から近づいてきた感じかな。今日はあのジェリコからベルトを奪う目的があったとはいえ、このベルトは俺のことが好きだな。このベルトは俺に愛着があるのかな」
引用:デイリー
自身が最多戴冠しているインターコンチネンタルのタイトルでのベルトのため、思い入れはひとしおだったでしょう。
素直です
仕事へのこだわりとも関連して、大事なところは譲らない強い気持ちを感じますね!
スポンサーリンク④今を大事にできない人間に未来はない
続いては「今を大事にできない人間に未来はない」です。
つい未来の事ばかり考えてしまいがちですが、未来は今とつながっています。
未来のスタートとなる「今」を大事にしていく内藤選手の謙虚さがうかがえる言葉です。
⑤ただ、みんなが海外、海外と言うならば、僕は日本国内を独占しようかなと
続いては「ただ、みんなが海外、海外と言うならば、僕は日本国内を独占しようかなと」です。
これは、日本の6大ドームツアー開催とそこでの試合で「制覇(勝ちたい)」という強い思いが込められています。
最近は新日本という会社としても、レスラー個人としても、世界に目を向けることが多い。それは全然悪いことじゃない。ただ、みんなが海外、海外と言うならば、僕は日本国内を独占しようかなと。
引用:Number Web
新日本プロレスが海外戦略を強めた時期での発言だったので、自身の言葉の重みは感じられていたはず。
内藤選手は「一歩踏み出す勇気」という名言がありますが、それにも通じるような「改革を起こす」というチャレンジャー精神を感じる言葉です。
スポンサーリンク⑥でも、変わろうとする思い、変わろうとする覚悟、そして、一歩踏み出す勇気も俺は大事なことなんじゃないかなと思います
続いては「でも、変わろうとする思い、変わろうとする覚悟、そして、一歩踏み出す勇気も俺は大事なことなんじゃないかなと思います」です。
これは、2016年の熊本地震の被災者に向けられた言葉です。
「今もあの時の傷を持っている方々、たくさんいらっしゃると思いますが、だからこそ、俺は言いたい。変わらないこと、あきらめないことはもちろん大事。でも、変わろうとする思い、変わろうとする覚悟、そして、一歩踏み出す勇気も俺は大事なことなんじゃないかなと思います」
引用:スポーツ報知
この発言を聞いて泣いた方は非常に多かったと思います。
自身も怪我を負っていた状態で、それでも周囲にエールを送る優しさと温かい人柄がヒシヒシと伝わります。
⑦俺は自分の信じる道を突き進むだけだ
続いては「俺は自分の信じる道を突き進むだけだ」です。
「自身がプロレスファン過ぎた」と自称するからこそ、人気がない時期からも歩み続けてトップを掴むことが出来たという意味が込められています。
内藤選手は2016年にインターナショナルレスリンググランプリを制覇しています。
あのとき、ベルトを手にして思ったことは、中3のときからこのベルトを目指して19年ぐらい。本当にずっとこのベルトを目指してやってきたけど、今の俺はこのベルトを超える存在になってしまったな、と。
引用:Number Web
今の内藤選手があるのはアツい気持ちがあったからこそであり、いま何かの夢を叶えたい方にとって非常にグッと来る言葉と経緯になっています。
ヘビー級は迫力があります
⑧勝った負けた、そんな小さいことでこのプロレスしてないですから
続いては「勝った負けた、そんな小さいことでこのプロレスしてないですから」です。
プロレスはスポーツなので勝敗がつきますよね。
しかし、目先の勝敗は気にしていないというんです!!!
惚れてしまいそうです
観に来てくれるお客様のことを第一に考え、楽しませるエンターテイナーな内藤選手の素敵さがここでも垣間見えます。
一流選手はどこまでも一流のようです。
⑨一番感情移入できるレスラーが最高のレスラー
続いては「一番感情移入できるレスラーが最高のレスラー」です。
私はこの言葉を聞いた時に、どんな仕事にも当てはまると感じました。
目先の利益を追いかけるようでは、売れない。
目の前のお客様に興味がなければ、伝わらない。
自身の役割をしっかり理解し、大切にしている気持ちを込めて対応するというプロの発言です。
人は正論では動きませんよね。感情で動かされると何倍ものパワーとなることが出来ます。
今の日本にココまでアツい男、居ますか?
スポンサーリンク⑩自分自身に納得してしまったら、もう終わりですよ。
最後は「自分自身に納得してしまったら、もう終わりですよ。」です。
これは、自身に納得してしまったら衰退するのみだ、という強いメッセージが込められています。
「ダイエットしたい」「もっとお金が欲しい」と思うことはあっても、実際に行動を起こし始めること、継続し続けることは簡単なことではありません。
しかし、日々進んで行かないと人間なかなか変われませんよね。
反省です。本当に
他にも数々の名言が存在しています。
プロレスを見たことがない方でも聞いたことがあるものがあるのではないでしょうか?
最近は女性人気も高まっており、こうした共感できる要素も理由にあるのかもしれませんね!
スポンサーリンク「トランキーロ、あっせんなよ」に学ぶ人生哲学
内藤選手といえば「トランキーロ、あっせんなよ」です。
トランキーロ
スペイン語で「落ち着け」「冷静に」
これは、試合中や人生の困難な状況において、過度に焦ったり動揺せず自分のペースを保つことの重要性を伝える言葉です。
「落ち着け、焦るなよ」
内藤選手がメキシコでの経験を元に帰国後に立ち上げた「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」での活動時、日本中に浸透していきました。
ココから学べる人生哲学は「落ち着いて自分を信じて突き進む」ということです。
今では、プロレス以外にもあらゆる場面で応用されており、言葉の重みと内藤選手の人気がうかがえます。
今日も仕事前にヤマダ電機。今日で何件目だ? 6軒目だろうか。
— チキンカツ (@chickenkatu11) November 3, 2023
ヤマダ電機ってゲーム売り場までが遠いんだよね。入り口入ってエスカレーター登って…そしてやっと黒のPADを発見。トランキーロ あっせんなよ😓内藤哲也さんの言葉が聞こえるような気がする🤣
やっと見つけた1650円。長かったなぁ。 pic.twitter.com/Xmp0J8BHiT
みんな大好きすぎる
つい周囲と比較して落ち込むことはありますが、行動・思考している自分を認めて、冷静に進んでいけば納得の行く結果が得られるでしょう!
結果を出されている内藤選手だからこその言葉であり、この言葉を指針に行動していけばきっと素敵な未来が待っているはず!
スポンサーリンクさいごに
内藤哲也さんは不遇な時代を経て、今や人気No.1となる名実ともに偉大なレスラーになられました。
私は「日本を独占しようかなと」という言葉が凄く好きです。
円安や内需の落ち込みが激しい今の日本にとって、まだまだ負けていられないぞ!と一矢報いるきっかけになるのではないかと勝手に考えています。