年末が近づくと、お店にはさまざまなしめ縄やしめ飾りが並び始めます。
「しめ縄はいつ飾ればいいの?」「飾ってはいけない日があるって本当?」「お正月が終わったらいつ外せばいいの?」など、疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
特に初めてお正月の準備をする方や、新生活を始めたばかりの方は、「何となく飾っているけれど、正しい飾り方が分からない」ということもありますよね。
でも、難しく考える必要はありません。
しめ縄は、新しい一年を迎えるために年神様(としがみさま)をお迎えする大切な飾りです。
昔から受け継がれてきた習わしがありますが、基本的なポイントを知っておけば安心して準備できます。
この記事では、しめ縄を飾る時期や飾る場所、外すタイミング、処分方法まで、初心者の方にも分かりやすくやさしい言葉でご紹介します。
気持ちよく新年を迎えるために、ぜひ参考にしてくださいね。
しめ縄はいつ飾る?

しめ縄は、お正月に年神様をお迎えするための大切な飾りです。
そのため、飾る時期にも昔からの習わしがあります。
「必ずこの日に飾らなければならない」という決まりはありませんが、縁起が良いとされる日や、昔から避けたほうがよいとされる日があります。
まずは基本となる時期を知っておきましょう。
一般的に飾り始める時期
しめ縄は、12月13日頃から28日頃までに飾るのが一般的です。
昔は12月13日を「正月事始め(しょうがつことはじめ)」といい、お正月を迎える準備を始める日とされていました。
現在では、仕事や学校の予定に合わせて、12月26日から28日頃に飾るご家庭が多くなっています。
クリスマスが終わると、お店でもお正月用品が並び始めますので、そのタイミングで準備を始める方も多いでしょう。
スーパーでも売っているので、買い物ついでに忘れずに買いやすいですよね!
年末は大掃除や買い物、帰省などで慌ただしくなります。
余裕を持って準備しておくと、慌てずに新しい一年を迎えられますよ。
12月28日が縁起が良いとされる理由
しめ縄を飾る日として、特におすすめとされているのが12月28日です。
「8」という数字は、末広がりを意味する縁起の良い数字として昔から親しまれています。
「これから先も幸せが広がりますように」という願いが込められているため、迷ったときは28日に飾ると安心です。
仕事納めの頃でもあるため、多くのご家庭でお正月の準備を始める日にもなっています。
29日・31日は避けたほうがいい?
昔から、12月29日は避けたほうがよい日とされています。
これは、「9」という数字が「苦」を連想させることから、「苦を迎える」と考えられてきたためです。
また、12月31日に飾ることは「一夜飾り」と呼ばれています。
お正月の前日に慌てて準備をすることになり、年神様をお迎えするには失礼にあたるという考え方があるためです。
もちろん、現代では仕事や家庭の事情でどうしても31日しか準備できないこともあります。
そのような場合は無理をする必要はありませんが、できれば28日頃までに準備を済ませておくと安心です。
飾る日に迷ったときは?
「28日は仕事で帰りが遅い…」
「家族がそろうのは30日しかない…」
そんなこともありますよね。
最近では、ライフスタイルに合わせて無理のない日に準備するご家庭も増えています。
大切なのは、「年神様を気持ちよくお迎えしたい」という気持ちです。
日にちだけにこだわり過ぎず、ご家族の予定に合わせて心を込めて飾りましょう。
しめ縄とは?
毎年何気なく飾っているしめ縄ですが、実は一つひとつに大切な意味が込められています。
由来や意味を知ると、お正月の準備がより楽しく感じられるかもしれません。
しめ縄に込められた意味
しめ縄は、「ここから先は神聖な場所です」という目印の役割を持っています。
お正月には、年神様がそれぞれの家へ訪れると考えられているため、しめ縄を飾ることで年神様をお迎えし、災いが入ってこないよう願いを込めます。
また、家族の健康や幸せ、家内安全、五穀豊穣など、さまざまな願いも込められています。
玄関へしめ縄を飾るのは、「どうぞこちらへお入りください」という気持ちを表しているともいわれています。
しめ縄の由来
しめ縄の始まりは、日本の神話までさかのぼるといわれています。
神様が隠れた場所へしめ縄を張り、「神聖な場所」であることを示したことが由来とされています。
その後、神社やお寺だけでなく、一般の家庭でもお正月にしめ縄を飾る習慣が広まりました。
現在でも、お正月だけでなく神社で大きなしめ縄を目にすることがありますよね。
昔から大切に受け継がれてきた、日本ならではの伝統文化の一つです。
しめ縄としめ飾りの違い
「しめ縄」と「しめ飾り」は、同じものだと思っている方も多いかもしれません。
実は少し違いがあります。
しめ縄は、わらを編んで作った縄そのものを指します。
一方、しめ飾りは、しめ縄に橙(だいだい)や水引、裏白などの縁起物を飾り付けたものです。
現在、お店で販売されている多くの商品は、しめ飾りタイプです。
普段はまとめて「しめ縄」と呼ばれることも多いため、どちらを選んでも問題ありません。
神社のしめ縄との違い
神社に飾られている大きなしめ縄と、家庭で飾るしめ縄は、役割は同じですが大きさや使い方が異なります。
神社では神様がいらっしゃる神聖な場所を示すために大きなしめ縄が飾られています。
家庭では、年神様をお迎えするために玄関へ飾ることが一般的です。
大きさは違っても、「神様をお迎えする」という大切な意味は共通しています。
飾りに使われる縁起物の意味
しめ飾りには、さまざまな縁起物が付いています。
例えば、
- 橙(だいだい)…「代々家が続く」という願い
- 裏白(うらじろ)…清らかな心や長寿を願う植物
- ゆずり葉…子孫繁栄を願う縁起物
- 水引…人と人とのご縁を結ぶ意味
- 紙垂(しで)…神聖な場所であることを表す飾り
このように、それぞれの飾りには家族の幸せや健康を願う意味が込められています。
意味を知って飾ると、お正月を迎える気持ちもより特別なものになりますね。
昔と今のしめ縄の違い
昔は、わらを使って手作りしたしめ縄を飾るご家庭が多くありました。
現在では、飾り付けされた完成品や、おしゃれなリースタイプ、洋風のインテリアになじむデザインなど、さまざまな種類が販売されています。
天然素材だけでなく、ドライフラワーや造花を使ったものも人気があります。
「昔ながらの形でなければいけない」と考え過ぎる必要はありません。
ご家庭の雰囲気や住まいに合ったものを選び、気持ちよく新年を迎えることが何より大切です。
しめ縄を飾る場所

「しめ縄は玄関に飾るもの」というイメージを持っている方は多いかもしれません。
もちろん玄関は代表的な飾る場所ですが、ご家庭の間取りや暮らし方に合わせて飾る場所を選んでも大丈夫です。
ここでは、しめ縄を飾る場所について詳しくご紹介します。
玄関
もっとも一般的なのは玄関です。
玄関は年神様をお迎えする入口と考えられているため、多くのご家庭でしめ縄やしめ飾りを飾っています。
戸建て住宅では玄関ドアの外側に飾ることが多く、マンションでは玄関ドアの内側や玄関収納の上へ飾るケースもあります。
最近では、ドアを傷付けにくいマグネットタイプや専用フックも販売されているので、賃貸住宅でも飾りやすくなっています。
ご自宅の環境に合わせて、無理なく飾れる場所を選びましょう。
神棚
神棚があるご家庭では、神棚にしめ縄を飾ることもあります。
神棚は神様をおまつりする大切な場所なので、お正月を迎える前にきれいに掃除をしてから飾ると、より気持ちよく新年を迎えられます。
神棚用のしめ縄は玄関用よりも小さめのものが多く、神棚の大きさに合わせて選ぶと飾りやすいでしょう。
室内に飾ってもいい?
「玄関に飾る場所がない」「外へ飾るのは難しい」という場合は、室内へ飾っても問題ありません。
例えば、
- 玄関収納の上
- リビングの棚
- 神棚
- 和室
- 床の間
など、落ち着いた場所に飾るご家庭も多くあります。
最近では、インテリアとして楽しめるデザインのしめ飾りも増えているため、室内に飾ってお正月らしい雰囲気を楽しむ方も増えています。
マンションやアパートで飾る場合
マンションやアパートでは、玄関ドアの外側が共用部分になっていることがあります。
そのため、管理規約によっては外側へ飾ることができない場合もあります。
そのような場合は、
- ドアの内側
- 玄関収納の上
- リビング
- 神棚
などへ飾れば大丈夫です。
管理規約を確認しながら、安心して飾れる場所を選びましょう。
飾る向きはある?
「向きは決まっているの?」という質問もよくあります。
しめ縄には、「必ずこちらを向けなければいけない」という厳密な決まりはありません。
玄関へ飾る場合は、正面から見て自然な向きになるよう飾れば十分です。
飾りが斜めになったり逆さまになったりしないよう、バランスよく取り付けることを意識すると見た目もきれいになります。
小さな住まいでおすすめの飾り方
最近では、一人暮らしやコンパクトな住まいで暮らす方も増えています。
「大きなしめ縄を飾るスペースがない」という場合は、小さめのしめ飾りがおすすめです。
例えば、
- コンパクトサイズ
- リースタイプ
- 壁掛けタイプ
- スタンドタイプ
などは場所を取らず、おしゃれに飾れます。
無理に大きなものを選ばなくても、ご自宅に合ったサイズを選べば十分です。
しめ縄の選び方
お店へ行くと、たくさんの種類のしめ縄が並んでいて、「どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。
最近は昔ながらのデザインだけでなく、洋風のお部屋にも合うおしゃれなしめ飾りも増えています。
ここでは、選ぶときのポイントをご紹介します。
サイズの選び方
まず確認したいのがサイズです。
玄関ドアに飾る場合は、ドアとのバランスを見ながら選ぶときれいに見えます。
大きすぎると圧迫感が出てしまい、小さすぎると少し物足りなく感じることもあります。
迷ったときは、中くらいのサイズを選ぶと失敗が少ないでしょう。
マンションやアパートでは、コンパクトサイズが人気です。
デザインで選ぶ
最近は、さまざまなデザインのしめ飾りが販売されています。
例えば、
- 昔ながらの和風デザイン
- シンプルなモダンデザイン
- ナチュラルテイスト
- 北欧風デザイン
- ドライフラワーを使ったデザイン
など、お部屋や玄関の雰囲気に合わせて選べます。
「お正月らしさを楽しみたい」「インテリアになじむものがいい」など、ご自身の好みに合わせて選ぶのも楽しみの一つです。
天然素材と造花タイプの違い
しめ飾りには、天然素材を使ったものと、造花やドライフラワーを使ったものがあります。
天然素材は昔ながらの雰囲気を楽しめる一方で、湿気や乾燥の影響を受けやすいことがあります。
造花タイプは扱いやすく、色合いも長持ちしやすいのが特徴です。
どちらが良いという決まりはありませんので、ご家庭の環境や好みに合わせて選びましょう。
毎年使えるタイプはある?
最近では、木製や布製など、毎年飾れるインテリアタイプも人気があります。
「毎年新しいものを買うのは大変」という方には便利な選択肢です。
ただし、昔ながらのしめ縄は、その年ごとに新しいものへ替えるという考え方が一般的です。
1月14日前後には、神社で「どんと焼き」をしているので、そこへ出す人が多いですよ!
インテリアとして楽しむものなのか、お正月飾りとして毎年新しく用意するものなのかを考えながら選ぶとよいでしょう。
いつ頃購入するのがおすすめ?
しめ縄は、11月下旬から12月中旬頃に購入するのがおすすめです。
この時期になると、お店やインターネットショップにたくさんの商品が並び始めます。
人気のデザインは12月中旬以降になると売り切れてしまうこともあるため、「これがいいな」と思うものを見つけたら早めに購入しておくと安心です。
購入後は、直射日光や湿気を避けて保管し、飾る日まで大切にしまっておきましょう。
最近人気のしめ縄

しめ縄というと、昔ながらのわらで作られた飾りを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし最近では、住まいやライフスタイルに合わせて選べるよう、さまざまなデザインのしめ縄が販売されています。
「お正月らしさは大切にしたいけれど、お部屋の雰囲気にも合うものがいい」
そんな方にもぴったりのしめ縄がたくさんありますよ。
ここでは、近年人気のしめ縄をご紹介します。
コンパクトサイズ
一人暮らしの方やマンション・アパートにお住まいの方には、コンパクトサイズのしめ縄が人気です。
玄関ドアはもちろん、
- 玄関収納の上
- リビングの棚
- カウンター
- 神棚
など、限られたスペースにも飾りやすいのが魅力です。
小さめでも華やかなデザインの商品が多く、「場所がないから飾れない」という心配もありません。
リース型しめ飾り
近年特に人気が高まっているのが、リース型のしめ飾りです。
丸い形はやさしい印象があり、洋風の玄関にも自然になじみます。
水引やドライフラワー、お花などを組み合わせたデザインも多く、お正月が終わるまでインテリアとして楽しめるのも魅力です。
「昔ながらのしめ縄は少し飾りにくい」と感じる方にも選ばれています。
ナチュラルデザイン
木の実やユーカリ、ドライフラワーなどを使ったナチュラルテイストのしめ飾りも人気です。
落ち着いた色合いなので、お部屋の雰囲気を壊さず、おしゃれに飾れます。
シンプルなインテリアがお好きな方にもぴったりです。
お正月らしさを取り入れながらも、やさしい雰囲気を演出できます。
北欧風デザイン
近年は、北欧インテリアに合うデザインのしめ飾りも増えています。
白やベージュを基調としたやさしい色合いや、シンプルな水引だけを使ったデザインなど、飾るだけでおしゃれな雰囲気になります。
「和風すぎるデザインは少し苦手」という方にも人気があります。
玄関だけでなく、リビングに飾る方も増えています。
毎年使えるインテリアタイプ
木製や布製、陶器などで作られた、毎年使えるインテリアタイプも注目されています。
収納しやすく、お手入れも簡単なので、「長く大切に使いたい」という方におすすめです。
一方で、昔ながらのしめ縄は、その年ごとに新しいものへ替えるという考え方もあります。
どちらを選ぶかは、ご家庭の考え方やライフスタイルに合わせて決めるとよいでしょう。
しめ縄はいつまで飾る?
しめ縄を飾ったあと、「いつ外せばいいの?」と迷う方も多いですよね。
飾る日だけでなく、外すタイミングにも昔からの習わしがあります。
一般的には、「松の内(まつのうち)」が終わる頃まで飾るご家庭が多く見られます。
松の内まで飾るのが一般的
松の内とは、年神様をお迎えしている期間のことです。
この期間は、お正月飾りやしめ縄を飾ったまま過ごし、新しい一年の始まりをお祝いします。
松の内が終わると、年神様をお送りする意味を込めてしめ縄を外します。
そのため、「松の内が終わる日」が、しめ縄を外す目安になります。
地域による違い
松の内の期間は地域によって少し異なります。
一般的には、
- 関東地方…1月7日頃まで
- 関西地方…1月15日頃まで
とされることが多く、それに合わせてしめ縄を外します。
地域によって昔からの習わしが違うため、ご実家や親戚と時期が違っていても心配する必要はありません。
迷った場合は、お住まいの地域の風習に合わせると安心です。
外すタイミング
しめ縄は、松の内が終わったあとに外すのが一般的です。
「朝に外さなければいけない」「夕方までに外す」といった決まりはありません。
ご家族がそろっている時間や、無理のないタイミングで外せば大丈夫です。
外すときは、「一年の始まりを見守ってくださりありがとうございました」という感謝の気持ちを込めながら外すと、気持ちよく一区切りを迎えられます。
外すときに気を付けたいこと
しめ縄を外す際は、無理に引っ張ったり、乱暴に外したりしないようにしましょう。
特にドアへしっかり固定している場合は、ゆっくり取り外すことで飾りを傷めにくくなります。
また、天然素材のしめ縄は乾燥して崩れやすくなっていることもあります。
細かなわらが落ちることもあるため、新聞紙などを敷いて作業すると後片付けがしやすくなります。
しめ縄の処分方法

しめ縄は年神様をお迎えするための大切な飾りです。
そのため、「普通のごみとして捨ててもいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
最近では、住んでいる地域や生活スタイルに合わせて、さまざまな方法で処分されています。
大切なのは、感謝の気持ちを込めて丁寧に片付けることです。
神社のどんど焼きへ納める
昔から行われている方法が、神社や地域で開催される「どんど焼き(左義長)」へ納めることです。
どんど焼きでは、お正月飾りや書き初めなどをお焚き上げし、一年間の無病息災や家内安全を願います。
神社によって開催日や受付期間が異なるため、事前に確認してから持参すると安心です。
また、プラスチックや金属が付いている飾りは、取り外してから持ち込むよう案内される場合もあります。
自宅で処分する方法
近くにどんど焼きを行う神社がない場合や、都合が合わない場合は、自宅で処分しても問題ありません。
その際は、
- 飾りを丁寧に外す
- 白い紙を用意する
- 感謝の気持ちを込める
- 少量の塩を振って清める
- 白い紙に包み、自治体の分別方法に従って処分する
という方法が一般的です。
地域によってごみの分別ルールが異なるため、事前に確認しておくと安心です。
処分するときのマナー
しめ縄は、一年間の幸せや家族の健康を願って飾るものです。
処分するときも、「ありがとうございました」という感謝の気持ちを込めて片付けることを大切にしましょう。
形式にこだわり過ぎる必要はありませんが、丁寧に扱うことで気持ちよく新しい一年をスタートできます。
燃える素材・燃えない素材の確認
最近販売されているしめ飾りには、
- ワイヤー
- プラスチック
- 発泡スチロール
- 金属
- 布やリボン
などが使われていることがあります。
どんど焼きへ持って行く場合は、神社の案内に従い、取り外せるものは外してから持参しましょう。
自宅で処分する場合も、自治体の分別方法に合わせて処分すると安心です。
しめ縄を飾るときのマナー
しめ縄は、お正月に年神様をお迎えするための大切な飾りです。
難しい作法をすべて覚える必要はありませんが、気持ちよく新年を迎えるために知っておきたいポイントがあります。
少し意識するだけで、お正月を迎える準備がより心地よい時間になりますよ。
飾る前に玄関を掃除する
しめ縄を飾る前には、玄関をきれいに掃除しておくのがおすすめです。
玄関は年神様をお迎えする大切な場所と考えられているため、ほこりを掃いたり、靴を整理したりするだけでも気持ちよく新年を迎えられます。
時間があれば、玄関ドアや表札、玄関まわりも軽く拭き掃除しておくと、よりすっきりとした印象になります。
大掃除を終えてからしめ縄を飾ると、「いよいよお正月を迎えるんだな」という気持ちにもなりますね。
丁寧に飾る
しめ縄は縁起物です。
急いで飾るのではなく、「今年も一年ありがとうございました」「来年も家族が元気に過ごせますように」と願いながら丁寧に飾ってみましょう。
少しの時間でも気持ちを込めて準備することで、お正月を迎える気分もぐっと高まります。
飾る位置が曲がっていないか、落ちそうになっていないかも確認しておくと安心です。
家族で準備するのもおすすめ
しめ縄は、一人で準備しなければならないものではありません。
家族みんなで飾る時間も、お正月ならではの大切な思い出になります。
「どうしてしめ縄を飾るの?」
「この飾りにはどんな意味があるの?」
そんな会話をしながら準備すると、お子さんに日本の伝統行事を伝えるきっかけにもなります。
忙しい年末だからこそ、家族でゆっくり過ごす時間を大切にしたいですね。
やってはいけない飾り方
しめ縄を飾るときには、できれば避けたいこともあります。
例えば、
- 汚れたままの玄関へ飾る
- 落ちそうな場所へ無理に取り付ける
- 飾りが逆さまになるように付ける
- 強風で飛ばされそうな場所へ固定せずに飾る
などは避けたほうが安心です。
また、ドアの開閉で何度もぶつかる場所では、飾りが傷みやすくなることもあります。
安全に飾れる場所を選び、しっかり固定しておきましょう。
雨に濡れた場合はどうする?
玄関の外へ飾っていると、雨や雪に当たることもありますよね。
少し濡れてしまった程度であれば、慌てる必要はありません。
ただし、天然素材のしめ縄は湿気が続くと傷みやすくなることがあります。
雨が続いたあとは、風通しのよいタイミングで乾かすようにすると長持ちしやすくなります。
また、屋根のない場所へ飾る場合は、雨が直接当たりにくい位置を選ぶのもおすすめです。
しめ縄に関するよくある疑問

しめ縄について調べていると、「これはどうすればいいの?」という細かな疑問も出てきます。
ここでは、よくある質問をまとめました。
古いしめ縄は保管してもいい?
天然素材でできたしめ縄は、その年のお正月が終わったら処分するのが一般的です。
翌年まで保管することは、昔からの習わしではあまり行われていません。
一方、木製や布製など、インテリアとして作られたしめ飾りは、毎年大切に飾っているご家庭もあります。
購入した商品の種類に合わせて判断するとよいでしょう。
しめ縄は使い回してもいい?
昔ながらの考え方では、天然素材のしめ縄は毎年新しいものを用意するのが一般的です。
新しい年を新しい気持ちで迎えるという意味があるためです。
ただし、インテリア用として販売されているものは、毎年繰り返し使うことを前提に作られている商品もあります。
ライフスタイルやご家庭の考え方に合わせて選んで問題ありません。
おしゃれなしめ縄でもご利益はある?
最近は、ドライフラワーや水引を使ったおしゃれなしめ飾りも人気です。
「昔ながらのしめ縄ではないと意味がないのかな?」と心配される方もいますが、そのようなことはありません。
大切なのは、年神様をお迎えし、新しい一年の幸せや健康を願う気持ちです。
ご自宅の雰囲気に合ったお気に入りのしめ飾りを選んで、気持ちよく新年を迎えましょう。
地域によって飾り方は違う?
はい、地域によって飾る日や外す日、しめ縄の形などが異なることがあります。
例えば、松の内の期間が関東と関西で違うように、お正月の風習も地域によってさまざまです。
ご実家と今住んでいる地域で違いがあっても、どちらかが間違っているということではありません。
地域の習わしやご家庭の伝統を大切にしながら準備するとよいでしょう。
年末に一緒に準備したいこと
しめ縄の準備ができたら、お正月を迎えるためのほかの準備も少しずつ進めておきましょう。
12月は何かと忙しい時期ですが、予定を立てて取り組めば、気持ちにも余裕が生まれます。
正月飾りを飾る
しめ縄だけでなく、門松や鏡餅などの正月飾りも、お正月には欠かせない存在です。
それぞれに意味や飾る場所があるので、あわせて準備しておくと安心です。
鏡餅を飾る
鏡餅は、年神様へのお供えとして飾ります。
しめ縄と同じように、一般的には12月28日頃までに準備するご家庭が多く見られます。
飾る日や鏡開きについて詳しく知りたい方は、関連記事も参考にしてみてください。
年賀状を準備する
年賀状を出す予定がある方は、宛名の確認やメッセージの記入なども早めに進めておきましょう。
余裕を持って投函すると、元日に届けやすくなります。
お歳暮を贈る
一年間お世話になった方へ、お歳暮を贈る予定がある場合は、配送が混み合う前に準備しておくと安心です。
人気の商品は早めに売り切れることもあるため、余裕を持って選びましょう。
おせち料理を準備する
おせちを購入する場合は、予約状況も確認しておきましょう。
手作りする場合は、日持ちする料理から少しずつ準備を始めると、年末の負担を減らせます。
年末準備スケジュール例
「何から始めればいいの?」という方は、次のような流れを参考にしてみてください。
| 時期 | 準備しておきたいこと |
|---|---|
| 11月下旬 | お歳暮・おせちの予約、年賀状の準備 |
| 12月上旬 | 大掃除を少しずつ始める |
| 12月中旬 | 正月用品やしめ縄を購入する |
| 12月26〜28日頃 | しめ縄・鏡餅・正月飾りを飾る |
| 年末 | 買い出しや帰省の準備をする |
よくある質問

ここでは、しめ縄について多くの方が疑問に思うことをまとめました。
初めてお正月の準備をする方はもちろん、「これで合っているかな?」と確認したい方も、ぜひ参考にしてください。
Q. しめ縄は12月26日に飾ってもいいですか?
はい、大丈夫です。
しめ縄は一般的に12月13日頃から飾り始めてもよいとされているため、12月26日に飾っても問題ありません。
現在では仕事や学校の予定に合わせて、26日から28日頃に飾るご家庭が多くなっています。
クリスマスのインテリアを片付けてからでOKですよ!
無理に日にちへこだわるよりも、余裕を持って準備することをおすすめします。
Q. 玄関の内側に飾ってもいいですか?
はい、玄関の内側に飾っても問題ありません。
マンションやアパートでは、玄関ドアの外側が共用部分になっていることもあります。
その場合は、
- 玄関ドアの内側
- 玄関収納の上
- 室内の玄関スペース
などへ飾れば大丈夫です。
住まいの環境に合わせて、飾りやすい場所を選びましょう。
Q. マンションでもしめ縄は飾れますか?
もちろん飾れます。
最近ではマンション向けのコンパクトサイズや、ドアに取り付けやすい軽量タイプもたくさん販売されています。
外側へ飾れない場合は、玄関の内側やリビングなどへ飾っても問題ありません。
「年神様をお迎えする」という気持ちを大切にすることが何より大切です。
Q. 毎年新しいしめ縄を買ったほうがいいですか?
昔ながらの天然素材で作られたしめ縄は、その年ごとに新しいものへ替えるのが一般的です。
新しい一年を新たな気持ちで迎えるという意味があるためです。
一方で、木製や布製など、インテリアとして作られたしめ飾りは、毎年大切に飾っているご家庭もあります。
商品の特徴や、ご家庭の考え方に合わせて選ぶとよいでしょう。
Q. どんど焼きへ持って行けない場合はどうすればいいですか?
近くにどんど焼きを行う神社がない場合や、予定が合わない場合は、自宅で処分しても大丈夫です。
白い紙に包み、少量の塩で清めてから、お住まいの自治体の分別ルールに従って処分しましょう。
「一年間ありがとうございました」という感謝の気持ちを込めて丁寧に片付けることが大切です。
Q. しめ縄はいつ購入する人が多いですか?
11月下旬から12月中旬頃に購入する方が多く見られます。
この時期は種類も豊富で、お気に入りのデザインを選びやすくなります。
人気の商品は12月中旬以降になると売り切れることもあるため、気になるものを見つけたら早めに購入しておくと安心です。
まとめ
しめ縄は、お正月に年神様をお迎えし、新しい一年の健康や幸せを願う大切な飾りです。
一般的には12月13日頃から28日頃までに飾り、特に12月28日は縁起が良い日として親しまれています。
一方で、12月29日や12月31日は昔から避けたほうがよい日とされることが多いため、できればその前までに準備を済ませておくと安心です。
また、しめ縄は飾る日だけでなく、外す時期や処分方法にも地域ごとの習わしがあります。
地域によって松の内の期間が異なるため、お住まいの地域やご家庭の風習に合わせて対応するとよいでしょう。
最近では、昔ながらのしめ縄だけでなく、リース型やナチュラルデザイン、コンパクトサイズなど、住まいやライフスタイルに合わせて選べる商品も増えています。
大切なのは、形や大きさではなく、「新しい一年を気持ちよく迎えたい」という思いを込めて飾ることです。
年末は、大掃除や年賀状、お歳暮、おせちの準備など、やることがたくさんあります。
少し早めに予定を立てて準備を始めれば、慌ただしくなりがちな年末にも心にゆとりが生まれます。
ぜひご家庭に合ったしめ縄を選び、家族みんなで新しい一年の幸せを願いながら、気持ちよくお正月を迎えてくださいね。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!
