2025年に魔の7年ジンクスを迎えるK-POPグループは4組!スキズは乗り越えられた?動向に注目!

K-POP「魔の7年目」ジンクス K-POP
K-POP「魔の7年目」ジンクス

K-POP業界には「7年目」に契約更新を迎えるグループが多く存在します。

これが「7年ジンクス」と呼ばれており、多くのグループの解散やメンバーの脱退が多く見られます。

事実、各グループに一波乱を巻き起こします…

今回は「7年目ジンクス」に注目し、再契約に至ったグループの成功例を見ていきます。

スポンサーリンク

K-POP 7年ジンクスを簡単に解説!契約更新の現状

K-POP「魔の7年目」ジンクスの内容
K-POP「魔の7年目」ジンクスの内容

そもそも なぜ「7年目」に契約更新が集中するのでしょうか?

それは、2009年に韓国公正取引委員会が定めた「大衆文化芸術人(歌手中心)標準専属契約書」」の契約期間のルールが関係しています。

この契約書では、契約期間は最長で7年に限定され、その後は改めて契約を見直すことができる。契約当初は新人だったアイドルも、7年たって実績を残していれば、もっと有利な条件で再契約、または契約を更新せず移籍、という選択も可能になるわけだ。
引用:日本経済新聞

簡単に述べると「アーティストにとって不公平な契約を防止するために7年経ったら契約内容を見直しましょう」というものです。

分かりやすい例が「お金」の話です。

韓国では、練習生期間に莫大な投資を行いデビュー後に「精算」と呼ばれるシステムで投資分を回収の後、アーティスト本人らに還元するという流れが一般的に取られていました。

2AMのチョ・グォンのインタビューから「精算」システムがいかに徹底しているかが分かります。

「2AMで活動していた当時、ご飯も食べませんでした。会社にも仕事を沢山ほしいとお願いして、1日に1時間だけの睡眠で仕事をしていました」

「練習生8年、デビュー3年で儲けたお金は20万ウォン(日本円で2万円程度)でした。初めて稼いだお金で携帯電話の料金を収めました」
引用:Danmee

そのため、法律が出来る前の時代のアイドルはどうしてもデビュー初期に「激務薄給」な状態になってしまいます。

不当にそのような状態が続かないように、デビューから7年目が契約更新や解散のタイミングになるのです。

スポンサーリンク

実際に解散したグループ・理由は?

ここで「魔の7年目」を乗り越えられなかった、つまり解散・活動休止に至ったグループを見ていきます。

2014年に少女時代のジェシカが脱退、KARAのニコルとジヨンが脱退し、ジンクスの内容が大きくなっていきました。

グループ名デビュー(韓国)/解散年解散理由
4minute2009年/2016年メンバー間の方向性の違い。特にヒョナのソロ活動が活発で、他メンバーとの活動バランスが難しくなったため。
SISTAR2010年/2017年メンバーそれぞれが新たな道を歩むことを決定。個々の活動に専念するための解散。
Secret
ハナのInstagramリンク
2009年/2016年2014年以降、グループ活動が減少。2016年のソナ脱退やメンバーの個別活動が増え自然解散の流れに。
missA2010年/2017年メンバーの契約満了と個別活動への専念。特にスジの女優業が活発化。
KARA
知英のInstagramリンク
2007年/2016年メンバーの契約終了と個々の活動への移行。日本での成功後、活動減少。
2NE12009年/2016年メンバーの健康問題や個別活動の増加。特にミンジの脱退が影響。
Rainbow
ジェギョンのInstagramリンク
2009年/2016年契約満了とメンバーの新たな挑戦への意欲。
Wonder Girls
ヘリムのInstagram
2007年/2016年メンバーの契約終了と個別活動への専念。バンド形態への転換も試みたが、解散に至る。
2AM2008年/2015年メンバーの契約満了と個々の活動への移行。公式には解散を発表していないが、活動休止状態。4人中3人が事務所移籍。
筆者
筆者

有名どころがたくさん

アラサー世代だと、学生時代にKARAを聴いていた方も多いのではないでしょうか?

K-POPブームの火付け役とも言えるKARAの活動休止はとっても驚きました。

2022年にデビュー15周年のため再結成しましたがこれは特例で、基本的には解散後はグループ活動は見られません。

スポンサーリンク

K-POP 7年ジンクスの挑戦!解散を避けた秘策

7年ジンクスを乗り越えるには、解散を回避するための努力が必要です。

グループが7年目に解散する理由は、契約更新だけではありません。

メンバーの将来の方向性の違いや、所属事務所との意見の相違が解散につながるケースも多いです。

2025年に7年目を迎えるグループ一覧

ここで、2025年にデビュー7年目を迎えるグループを確認します。

グループ名デビュー年月日
Stray Kids2018年3月25日
(G)I-DLE2018年5月2日
ATEEZ2018年10月24日
fromis_92018年1月24日
筆者
筆者

人気グループばかり

このうち、StrayKidsは2024年7月18日に全メンバーが所属事務所と再契約を結んでいます。

他3グループは今後の動向が注目されています。

スポンサーリンク

2026年に7年目を迎えるグループ一覧

グループ名デビュー年月日
TOMORROW X TOGETHER(TXT)2019年3月4日
ITZY2019年2月12日
AB6IX2019年5月22日
CIX2019年7月23日
EVERGLOW2019年3月18日
ONEUS2019年1月9日
筆者
筆者

TXTを始めどこも話題になりそう

解散を避けるためには、以下のような方法が有効です。

個人活動の充実メンバーそれぞれがソロ活動や演技に挑戦し、グループに新たな魅力を加える
柔軟な契約所属事務所がメンバーの意見を尊重し、柔軟な契約条件を設定する
ファンとの交流ファンイベントやSNSを通じて、絆を強める活動を行う

最近では、どのグループでも兼務でソロ活動を活発に行う場面が多く見られます。

また、ファンミーティングやバブルなど、ファンとの距離感が近いイベントも頻繁に開催されており、メンバー本人らのグループ帰属意識は抱きやすい環境にあるといえるでしょう。

スポンサーリンク

K-POP 7年ジンクス注目!成功したグループ

K-POP業界には、7年目を成功裏に乗り越えたグループが多く存在します。

それらのグループの共通点は、強い結束力と柔軟な活動方針にあります。

ファンを大切にしながらも、変化を恐れない姿勢が成功を引き寄せています。

7年目ジンクスを乗り越えたグループ一覧

グループ名デビュー日契約更新日再契約理由
BTS(防弾少年団)2013年6月13日2018年10月18日メンバー全員がグループ活動への強い意志を持ち、所属事務所との信頼関係を築いていたため
SEVENTEEN2015年5月26日2021年7月19日メンバー13人全員が再契約を締結。個々の活動とグループ活動のバランスを重視し、ファンとの絆を大切にしていたため。
TWICE2015年10月20日2022年7月12日メンバー全員が再契約を完了。個人活動の充実とグループとしての活動を両立させ、ファンからの支持を維持していたため。
BLACKPINK2016年8月8日2023年12月グループ活動に対する契約を締結。個人活動とグループ活動を並行し、世界的な人気を維持していたため。
筆者
筆者

各グループ事務所は
・HYBE(BTSとセブチ)
・JYP(TWICE)
・YG(BLACKPINK)

どのグループも知名度抜群で韓国内外問わず人気があり、メンバー同士の交流が活発な印象が強いです。

こうして見ると、再契約には次のような要因が必要でしょう。

・メンバー間の信頼関係
・事務所のサポート体制
・グローバル市場への適応

例えば、BTS結成当時は雨漏りするような小屋でダンス練習していたという逸話があります。

そういう過程を経て今のような大スターとなっている分、メンバー同士の結束がかたいのは容易に想像つきますね。

筆者
筆者

TWICEは多国籍グループの先駆け的存在。MISAMOの存在で日本人気が抜群!

スポンサーリンク

まとめ

K-POPに存在する「7年目のジンクス」について、制度や該当グループ、再契約に成功したグループなどを見てまいりました。

7年ジンクスは多くのグループにとって試練ですが、乗り越える方法はたくさんあります。

今後も注目されるグループがどのように対応するか、目が離せませんね!

関連記事

NCT127 解散疑惑の背景と今後の展開を徹底解説!活動は続く?