年末が近づくと、スーパーやホームセンターなどで鏡餅を見かけるようになります。
「鏡餅はいつ飾ればいいの?」「飾る日は決まっているの?」「鏡開きはいつするの?」など、初めてお正月の準備をする方は迷ってしまいますよね。
また、「小さな鏡餅でもいいの?」「マンションでも飾れる?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
鏡餅は、お正月に年神様(としがみさま)をお迎えするための大切なお供えです。
昔から受け継がれてきた日本の伝統ですが、基本的なポイントを知っておけば難しく考える必要はありません。
大切なのは、新しい一年への感謝と、「家族みんなが元気に過ごせますように」という願いを込めて準備することです。
この記事では、鏡餅を飾る時期や意味、飾る場所、鏡開きの日、食べ方まで分かりやすくやさしい言葉でご紹介します。
これからお正月の準備を始める方は、ぜひ参考にしてくださいね!
鏡餅はいつ飾る?

鏡餅は、お正月に年神様をお迎えするためのお供えです。
そのため、飾る時期にも昔からの習わしがあります。
「何日に飾らなければいけない」という厳しい決まりはありませんが、縁起が良いとされる日や、避けたほうがよい日があります。
まずは基本となる時期を知っておくと安心です。
一般的に飾り始める時期
鏡餅は、12月13日頃から28日頃までに飾るのが一般的です。
昔は12月13日を「正月事始め」といい、お正月の準備を始める日とされていました。
現在では、仕事や学校の予定に合わせて、12月26日〜28日頃に飾るご家庭が多くなっています。
年末は大掃除や買い物、帰省の準備などで忙しくなりがちです。
そのため、余裕のあるうちに鏡餅を準備しておくと、慌てずに新年を迎えられます。
12月28日が縁起が良いとされる理由
鏡餅を飾る日として特に人気なのが、12月28日です。
「8」という数字は末広がりを意味し、昔から縁起が良い数字とされています。
「これから先も幸せが広がりますように」という願いが込められているため、迷ったときは28日に飾るとよいでしょう。
仕事納めの前後で準備しやすいこともあり、多くのご家庭で選ばれている日です。
29日・31日は避けたほうがいい?
一方で、昔から避けたほうがよいとされている日もあります。
まず12月29日は、「9」が「苦」を連想させることから、「苦を迎える」と考えられ、縁起を気にする方は避けることがあります。
また、12月31日は「一夜飾り」と呼ばれています。
お正月の前日に慌てて準備をすることになり、年神様をお迎えするには失礼にあたるという考え方があるためです。
もちろん、現代では仕事や家庭の事情でどうしても31日しか準備できない方もいます。
昔からの習わしは大切ですが、無理をして負担になるよりも、できる範囲で気持ちよく準備することが大切です。
飾る日に迷ったときは?
「28日は仕事で帰りが遅い…」
「家族みんながそろうのは30日しかない…」
そんなこともありますよね。
その場合は、ご家族が無理なく準備できる日を選んで大丈夫です。
鏡餅は、「新しい一年を家族みんなで気持ちよく迎えたい」という願いを込めて飾るものです。
日にちだけにとらわれ過ぎず、ご家庭の予定に合わせながら準備を進めましょう!
鏡餅とは?
鏡餅は、お正月に飾る代表的な縁起物です。
毎年何となく飾っているという方も多いかもしれませんが、実は一つひとつに意味が込められています。
意味を知ることで、お正月の準備がより楽しく感じられるかもしれません。
鏡餅に込められた意味
鏡餅は、お正月に家へ訪れる年神様へのお供えです。
年神様は、その年の豊作や家族の健康、幸せをもたらしてくれる神様といわれています。
鏡餅を飾ることで、年神様をお迎えし、新しい一年が良い年になるよう願いを込めます。
また、鏡餅には「家族円満」や「長寿」「繁栄」など、たくさんの願いも込められています。
鏡餅の由来
鏡餅の歴史は古く、平安時代頃から続いているといわれています。
昔は、お餅は特別な日に食べる貴重な食べ物でした。
お正月には神様へお餅をお供えし、その力をいただくことで一年の健康や幸せを願ったことが始まりとされています。
現在でも、鏡開きの日に鏡餅を食べる習慣が残っているのは、このような意味があるためです。
なぜ丸いお餅を重ねるの?
鏡餅は、大きなお餅の上に少し小さなお餅を重ねた形が一般的です。
丸い形には、「家庭円満」や「物事が丸く収まるように」という願いが込められています。
また、昔の鏡が丸い形だったことから、「鏡餅」という名前になったともいわれています。
大小二つのお餅を重ねることで、「福が重なる」「幸せが重なる」という意味も表しています。
上に飾る橙(だいだい)の意味
鏡餅の上に飾るみかんのような果物は、「橙(だいだい)」です。
橙は、一つの木に前年の実が残ったまま新しい実が育つことから、「代々家が続く」という縁起の良い意味があります。
子どもや孫へと幸せが受け継がれていくようにという願いも込められているのです。
最近では本物の橙ではなく、飾り用のみかんが付いている鏡餅も多く販売されています。
裏白・四方紅・御幣など縁起物の意味
鏡餅には、お餅や橙以外にもさまざまな縁起物が飾られることがあります。
例えば、
・裏白(うらじろ)…白い葉裏が「清らかな心」を表す植物
・四方紅(しほうべに)…四方を赤く縁取った紙で、災いを払う意味がある
・御幣(ごへい)…神様へのお供えを表す飾り
・ゆずり葉…子孫繁栄を願う縁起物
などがあります。
地域や家庭によって飾り方は異なりますが、それぞれに「新しい一年を幸せに過ごせますように」という願いが込められています。
昔と今の鏡餅の違い
昔は、お餅をついて手作りした鏡餅を飾るご家庭がほとんどでした。
現在では、真空パック入りや飾り付きの鏡餅など、手軽に飾れる商品が数多く販売されています。
また、木製や陶器でできたインテリアタイプの鏡餅も人気があります。
住まいやライフスタイルに合わせて選べるようになったため、「昔ながらの形にこだわらなければいけない」と考え過ぎる必要はありません。
家族が気持ちよく新年を迎えられる鏡餅を選ぶことが、一番大切です。
鏡餅を飾る場所

鏡餅は年神様へのお供えなので、「どこに飾ればいいの?」と迷う方も多いですよね。
昔は床の間や神棚があるご家庭が多く見られましたが、現在では住まいの形もさまざまです。
大切なのは、家族が気持ちよく新年を迎えられる場所に、心を込めて飾ることです。
ご自宅の間取りに合わせて、無理のない場所を選びましょう。
神棚
神棚があるご家庭では、鏡餅は神棚へお供えするのが一般的です。
一年間見守っていただいたことへの感謝と、「今年も家族が元気に過ごせますように」という願いを込めて飾ります。
神棚へ飾る前には、ほこりを払ったり、周りを軽く掃除したりすると、より気持ちよく新年を迎えられます。
神棚は神様をおまつりする大切な場所なので、鏡餅もできるだけ丁寧に飾るようにしましょう。
床の間
和室があるご家庭では、床の間へ飾る方法も昔から親しまれています。
床の間は家の中でも格式のある場所とされ、お正月飾りを置く場所としてもよく選ばれています。
掛け軸やお花と一緒に飾ると、お正月らしい華やかな雰囲気になります。
最近は床の間のない住宅も増えていますので、「床の間がないから飾れない」と心配する必要はありません。
リビング
最近では、リビングに鏡餅を飾るご家庭がとても増えています。
家族が毎日集まる場所だからこそ、みんなで新年を迎える気持ちを共有しやすくなるからです。
テレビボードの上や棚の上、サイドボードなど、安定した場所へ飾るとよいでしょう。
食卓の近くに飾る方もいますが、食事の際に倒してしまわないよう、少し離れた場所を選ぶと安心です。
玄関に飾ってもいい?
「玄関に鏡餅を飾っても大丈夫?」という質問もよくあります。
玄関にはしめ縄やしめ飾りを飾ることが一般的ですが、スペースがある場合は鏡餅を飾っても問題ありません。
ただし、玄関は人の出入りが多く、ドアの開閉による振動や気温の変化もあります。
倒れやすい場所や直射日光が当たる場所は避け、安定した台の上などへ飾ると安心です。
玄関に飾る場合も、「年神様をお迎えする」という気持ちを大切にしながら準備しましょう。
マンションやアパートで飾る場合
マンションやアパートでは、「飾る場所がない」と感じる方もいるかもしれません。
そんなときは、小さめの鏡餅を選ぶのがおすすめです。
最近では、コンパクトサイズの商品や、おしゃれなデザインの商品もたくさん販売されています。
例えば、
- テレビボードの上
- リビングの棚
- カウンターキッチン
- 玄関収納の上
- 神棚
など、少しスペースがあれば十分飾れます。
住まいの広さに合わせて無理なく飾ることが、お正月を気持ちよく迎えるポイントです。
飾る向きはある?
鏡餅の向きに厳密な決まりはありません。
基本的には、家族みんなが見やすい場所へ正面を向けて飾れば大丈夫です。
神棚へ飾る場合は神棚の正面へ向け、リビングなどへ飾る場合も、自然に見える向きで問題ありません。
「絶対にこの方向でなければいけない」というルールはありませんので、安心してください。
小さな家でおすすめの飾り方
最近は、コンパクトな住まいで暮らすご家庭も増えています。
そのため、「大きな鏡餅を飾る場所がない」という方も少なくありません。
そんなときは、
- コンパクトサイズの鏡餅
- ケース入りの鏡餅
- 陶器製の鏡餅
- 木製のインテリア鏡餅
などを選ぶのもおすすめです。
最近はインテリアになじむおしゃれなデザインも多く、洋風のお部屋にも自然に飾れます。
無理に大きな鏡餅を飾る必要はありません。
ご自宅の雰囲気や飾るスペースに合わせて選ぶことで、毎年気軽にお正月の準備を楽しめます。
鏡餅はいつまで飾る?
鏡餅を飾った後は、「いつ片付ければいいの?」と迷う方も多いですよね。
実は、飾る日だけでなく、片付ける時期にも昔からの習わしがあります。
一般的には、「松の内(まつのうち)」が終わる頃まで飾るご家庭が多く見られます。
松の内まで飾るのが一般的
松の内とは、年神様をお迎えしている期間のことです。
この期間は、お正月飾りや鏡餅を飾ったまま過ごし、新しい一年の始まりをお祝いします。
松の内が終わると、年神様をお送りする意味を込めて鏡餅を下げます。
その後、鏡開きを行い、お餅をいただくのが一般的な流れです。
地域による違い
松の内の期間は地域によって異なります。
一般的には、
・関東地方では1月7日頃まで
・関西地方では1月15日頃まで
とされることが多く、鏡餅を飾る期間にも違いがあります。
地域の風習を大切にしたい場合は、ご家族や地域の習慣に合わせると安心です。
片付けるタイミング
鏡餅は、松の内が終わった頃に下げるのが一般的です。
「朝でなければいけない」「夕方がいい」といった決まりはありません。
ご家族がそろう時間や、無理のないタイミングで片付ければ大丈夫です。
片付ける際は、「一年の幸せを見守ってくださりありがとうございました」という感謝の気持ちを込めながら下げると、気持ちよく一区切りを迎えられるでしょう。
鏡餅を下げるときの注意点
飾っている間に、本物のお餅は乾燥したり、ひびが入ったりすることがあります。
これは昔から自然なこととされており、縁起が悪いというわけではありません。
ただし、暖房がよく当たる場所や湿気の多い場所では、カビが生えてしまうこともあります。
できるだけ風通しのよい場所へ飾り、状態を確認しながら管理すると安心です。
真空パックタイプの鏡餅であれば、お餅が傷みにくく、初めて準備する方でも扱いやすいでしょう。
鏡開きはいつ?

鏡餅を飾ったあとは、「鏡開き」を行います。
「鏡開き」という言葉は聞いたことがあっても、「いつするの?」「どうやって食べるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
鏡開きは、お供えしていた鏡餅を下げていただく、お正月の締めくくりとなる大切な行事です。
家族みんなで一年の健康や幸せを願いながらいただくことで、新しい一年を元気に過ごせるよう願いが込められています。
鏡開きの日
鏡開きの日は、地域によって少し違いがあります。
一般的には、次のような日程で行われることが多いです。
・関東地方…1月11日
・関西地方…1月15日頃や20日頃
・京都など一部地域…地域の風習に合わせて行われる場合もあります。
地域によって違いがあるため、迷ったときは、お住まいの地域の習慣に合わせると安心です。
また、職場や学校が始まったあとに、ご家族がそろう休日に鏡開きをするご家庭もあります。
無理に日にちへこだわるよりも、家族で楽しく過ごせるタイミングを選ぶことも大切です。
地域による違い
鏡開きの日が違う理由は、昔から地域ごとに松の内の期間が異なるためです。
例えば、関東では松の内が1月7日までとされることが多いため、そのあとに鏡開きを行います。
一方、関西では松の内が1月15日頃まで続く地域もあるため、それに合わせて鏡開きを行うことがあります。
現在では全国的な情報を目にする機会が増えていますが、地域ならではの習わしも大切に受け継がれています。
ご実家や親戚の地域で日程が違っていても、不思議なことではありません。
鏡開きにはどんな意味がある?
鏡開きには、「年神様にお供えしたお餅をいただき、その力を分けてもらう」という意味があります。
お供えしたお餅には年神様の力が宿ると考えられてきました。
そのため、鏡開きでお餅をいただくことは、一年間の健康や家内安全、無病息災を願う大切な行事なのです。
また、「開く」という言葉には、新しい一年の運を開くという縁起の良い意味も込められています。
家族みんなで鏡餅を囲みながら食べる時間は、お正月の楽しい思い出にもなりますね。
包丁を使わない理由
鏡開きでは、お餅を包丁で切らないのが昔からの習わしです。
包丁で「切る」という言葉が縁起の良くない意味を連想させるため、「切る」のではなく「開く」という表現が使われています。
昔は木づちなどで少しずつ割って食べていました。
現在では真空パックの鏡餅も多く、個包装になっている商品も増えているため、無理に木づちを使う必要はありません。
本物のお餅を飾っていた場合は、乾燥して固くなっていることが多いため、けがをしないよう十分注意しながら扱いましょう。
鏡開きの日に気を付けたいこと
鏡開きの日は、お餅の状態をよく確認してからいただくことも大切です。
本物のお餅は、飾っている間に乾燥したり、カビが生えたりすることがあります。
もしカビが広がっている場合は、無理に食べず、安全を優先して判断しましょう。
また、小さなお子さんやご高齢の方がお餅を食べる場合は、のどに詰まらせないよう小さく切り、一口ずつゆっくり食べることも大切です。
家族みんなが安心して楽しめるよう、食べる前の準備もしっかり行いましょう。
鏡餅の食べ方
鏡開きをしたあとは、家族みんなで鏡餅をいただきます。
「毎年お雑煮だけ」というご家庭も多いですが、お餅はさまざまな料理で楽しめます。
せっかくのお正月ですから、ご家族の好みに合わせていろいろな食べ方を試してみるのもおすすめです。
お雑煮
鏡餅の定番といえば、お雑煮です。
地域によって味付けや具材はさまざまで、
- すまし汁
- 白みそ仕立て
- しょうゆ味
など、ご家庭ごとの味があります。
お正月らしい一品として、毎年楽しみにしている方も多いでしょう。
地域で違いもあって面白いですよね!
おしるこ・ぜんざい
甘いものが好きな方には、おしるこやぜんざいも人気です。
やわらかく煮たお餅と温かいあんこの組み合わせは、寒い季節にぴったりです。
鏡開きの日のおやつとして楽しむご家庭もあります。
焼き餅
シンプルに焼いて食べる方法もおすすめです。
しょうゆを付けて海苔を巻いたり、砂糖じょうゆにしたり、きな粉をまぶしたりと、さまざまな味を楽しめます。
外は香ばしく、中はもちもちのお餅は、何度食べても飽きません。
考えるだけでよだれが…
揚げ餅
小さく切ったお餅を揚げると、サクサクとした食感のおかき風になります。
塩味やしょうゆ味、青のり味など、お好みの味付けで楽しめます。
食べ切れなかったお餅を活用したいときにもおすすめです。
私は作ったことがないので、次のお正月にトライしてみたいと思います!
アレンジレシピ
お餅は和食だけでなく、洋風メニューにもよく合います。
例えば、
- お餅グラタン
- お餅ピザ
- ベーコン巻き
- チーズ焼き
- お餅入りスープ
など、アレンジ方法はたくさんあります。
普段お餅をあまり食べないお子さんでも、チーズやベーコンを合わせることで食べやすくなるでしょう。
子どもでも食べやすいアレンジ
小さなお子さんには、小さく切って食べやすくすることが大切です。
チーズをのせて焼いたり、スープに入れてやわらかく煮たりすると、食べやすくなります。
ただし、お餅はのどに詰まりやすいため、大人がそばで見守りながら少しずつ食べてもらいましょう。
固くなったお餅をやわらかくする方法
本物の鏡餅は、時間がたつととても固くなります。
そんなときは、食べる前に水へしばらく浸したり、ゆっくり加熱したりすると、やわらかくなりやすいです。
電子レンジを使う場合は、一気に加熱すると固くなることがあるため、様子を見ながら少しずつ温めるのがおすすめです。
固くなったからといって捨ててしまうのはもったいないので、おいしく食べられる方法を試してみてくださいね。
鏡餅を購入する時期

「鏡餅はいつ頃買えばいいの?」と迷う方も多いですよね。
飾る日は12月下旬が一般的ですが、購入する時期に決まりはありません。
ただし、人気の商品は年末が近づくにつれて売り切れてしまうこともあるため、少し早めに準備しておくと安心です。
慌ただしい年末をゆったり過ごすためにも、計画的に準備を進めましょう。
いつ頃買うのがおすすめ?
鏡餅は、11月下旬から12月中旬頃に購入するのがおすすめです。
この頃になると、スーパーやホームセンター、雑貨店、インターネットショップなどでさまざまな種類が販売され始めます。
商品の種類も豊富なので、大きさやデザインを比較しながらゆっくり選べます。
購入後は、飾る日まで直射日光や高温多湿を避けて保管しておけば大丈夫です。
人気商品は早めに売り切れることも
最近は、昔ながらの鏡餅だけでなく、おしゃれなデザインの商品も人気があります。
例えば、
- 木製の鏡餅
- 陶器製の鏡餅
- ナチュラルカラーのインテリアタイプ
- コンパクトサイズの鏡餅
- キャラクターデザインの鏡餅
などは、毎年早い時期に売り切れてしまうことがあります。
「食べる」以外にも用途があると、鏡餅選びがもっと楽しめそう!
本物のお餅と飾り用の違い
鏡餅には、本物のお餅を使ったものと、飾り用の商品があります。
本物のお餅は、お正月らしい雰囲気を楽しめる一方で、乾燥やカビに注意が必要です。
一方、飾り用の鏡餅は、中に個包装のお餅が入っているものが多く、衛生的で扱いやすいのが特徴です。
初めて鏡餅を飾る方や、小さなお子さんがいるご家庭では、飾り用の商品を選ぶ方も増えています。
ご家庭のライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
真空パックと生餅はどちらがおすすめ?
最近は、真空パックタイプの鏡餅を選ぶ方が増えています。
真空パックタイプはカビが生えにくく、鏡開きの日まで安心して飾れるのが魅力です。
また、鏡開きのあともそのまま食べられるため、無駄なく使えます。
一方、生餅は昔ながらのお正月らしい雰囲気を楽しめますが、保存状態によっては乾燥やカビが発生しやすくなります。
どちらにも良さがありますので、ご家庭で管理しやすいものを選ぶとよいでしょう。
鏡餅を飾るときのマナー
鏡餅は、年神様へのお供えです。
難しい作法をすべて覚える必要はありませんが、気持ちよく新年を迎えるために知っておきたいポイントがあります。
飾る前に掃除をする
鏡餅を飾る前には、飾る場所をきれいに掃除しておきましょう。
ほこりを拭き取り、棚の上や神棚を整えるだけでも気持ちよく飾れます。
年神様をお迎えする準備として、玄関やリビングも一緒に片付けておくと、お正月らしい雰囲気になります。
丁寧に飾る
鏡餅は縁起物です。
急いで置くだけではなく、「今年も無事に新年を迎えられますように」「家族みんなが健康に過ごせますように」と願いながら飾ると、より気持ちのこもったお正月になります。
飾る時間そのものも、日本の伝統を感じられる大切なひとときです。
家族で準備するのもおすすめ
鏡餅は、一人で準備しなければならないものではありません。
家族みんなで飾れば、「今年もあと少しだね」「来年も元気に過ごそうね」と自然に会話も生まれます。
小さなお子さんがいるご家庭では、「どうして鏡餅を飾るの?」と話しながら準備することで、日本の伝統行事を楽しく伝える機会にもなります。
やってはいけない飾り方
鏡餅を飾る際は、いくつか気を付けたいポイントもあります。
例えば、
- 汚れた場所へそのまま置く
- 不安定な場所へ飾る
- 暖房の風が直接当たる場所へ置く
- 直射日光が当たる場所へ飾る
などは避けたほうが安心です。
また、本物のお餅は湿気や温度の影響を受けやすいため、できるだけ風通しの良い場所を選ぶと傷みにくくなります。
少しの工夫で、鏡餅をきれいな状態のまま鏡開きの日まで飾ることができます。
年末に一緒に準備したいこと

鏡餅の準備ができたら、年末年始に向けたほかの予定も少しずつ進めておくと安心です。
12月は何かと忙しくなり、「気付いたら大みそかだった」ということも少なくありません。
予定を立てながら少しずつ準備を進めることで、慌てることなく新年を迎えられます。
年賀状を準備する
年賀状を出す予定がある方は、早めに準備を始めるのがおすすめです。
宛名の確認やデザイン選び、メッセージを書く時間も考えると、12月上旬頃から取り掛かると余裕を持って進められます。
元日に届けたい場合は、投函期限も確認しておきましょう。
大掃除を進める
鏡餅を飾る前には、大掃除を済ませておくと気持ちよく新年を迎えられます。
一日ですべて終わらせようとすると大変なので、
- キッチン
- お風呂
- トイレ
- リビング
- 玄関
というように、場所ごとに分けて少しずつ進めるのがおすすめです。
特に玄関や鏡餅を飾る場所は、きれいに整えておくと、お正月らしい雰囲気になります。
お歳暮を贈る
一年間お世話になった方へ、お歳暮を贈る予定がある場合は、早めに準備しておきましょう。
人気の商品は売り切れてしまうこともあるため、11月下旬から12月上旬頃までに選び始めると安心です。
配送を利用する場合は、年末の混雑も考えて余裕を持って手配するとよいでしょう。
正月飾り・しめ縄を飾る
鏡餅だけでなく、しめ縄や正月飾りもお正月には欠かせません。
一般的には12月28日頃までに飾るご家庭が多く、鏡餅と同じタイミングで準備する方もたくさんいます。
それぞれ飾る意味や飾る場所が少しずつ違うため、あわせて準備しておくと安心です。
おせち料理を準備する
おせち料理を予約する場合は、予約開始時期や締切も確認しておきましょう。
人気のおせちは早めに予約が埋まることもあります。
手作りする場合も、日持ちする料理から少しずつ作り始めると、年末の負担を減らせます。
年末準備スケジュール例
「何から始めればいいのか分からない」という方は、次のような流れを参考にしてみてください。
| 時期 | 準備しておきたいこと |
|---|---|
| 11月下旬 | お歳暮・おせちの予約、年賀状の準備 |
| 12月上旬 | 大掃除を少しずつ始める |
| 12月中旬 | 年賀状を書き終える、正月用品を購入する |
| 12月26〜28日頃 | 正月飾り・しめ縄・鏡餅を飾る |
| 年末 | 買い出しや帰省の準備をする |
このように少しずつ準備を進めるだけでも、年末の忙しさがぐっと軽減されます。
よくある質問
Q. 鏡餅は12月26日に飾ってもいいですか?
はい、大丈夫です。
一般的には12月13日頃から飾り始めてもよいとされているため、26日に飾っても問題ありません。
仕事や学校の予定に合わせて、無理のない日に準備しましょう。
Q. 鏡餅は玄関に飾ってもいいですか?
玄関へ飾っても問題ありません。
ただし、玄関にはしめ縄やしめ飾りを飾るご家庭も多いため、鏡餅はリビングや神棚、床の間へ飾ることが一般的です。
玄関へ飾る場合は、安定した場所を選びましょう。
Q. 小さい鏡餅でも大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。
最近では、一人暮らしの方やマンションにお住まいの方向けに、コンパクトサイズの鏡餅も多く販売されています。
大きさよりも、新しい一年を迎える気持ちを込めて飾ることが大切です。
Q. 真空パックの鏡餅でもいいですか?
はい、問題ありません。
真空パックタイプはカビが生えにくく、お手入れもしやすいため、初めて鏡餅を飾る方にも人気があります。
鏡開きのあとも、そのまま食べられるので便利です。
Q. 鏡餅は毎年新しく買ったほうがいいですか?
本物のお餅は、その年ごとに新しいものを用意するのが一般的です。
一方で、木製や陶器などのインテリアタイプは、毎年大切に使っているご家庭もあります。
ご家庭のスタイルに合わせて選んで問題ありません。
Q. 食べきれなかったお餅はどうすればいいですか?
お餅は冷凍保存もできます。
小分けにして冷凍しておけば、お雑煮や焼き餅、おしるこなど、好きなタイミングで楽しめます。
無理に一度で食べ切る必要はありません。
Q. 鏡餅はいつ購入する人が多いですか?
11月下旬から12月中旬頃に購入する方が多いようです。
この時期は種類も豊富で、お気に入りの商品を選びやすくなります。
人気のデザインは早めに売り切れることもあるため、気になる商品を見つけたら早めの購入がおすすめです。
まとめ
鏡餅は、お正月に年神様をお迎えするための大切なお供えです。
一般的には12月13日頃から28日頃までに飾り、特に12月28日は縁起の良い日として親しまれています。
一方で、12月29日や12月31日は昔から避けたほうがよい日とされることが多いため、できればその前までに準備を済ませておくと安心です。
また、鏡餅には家族の健康や幸せ、豊かな一年への願いが込められています。
飾る場所や鏡開きの日、食べ方などを知ることで、日本ならではのお正月の伝統をより身近に感じられるでしょう。
最近では、真空パックタイプやコンパクトサイズ、おしゃれなインテリアタイプなど、ライフスタイルに合わせて選べる鏡餅も増えています。
ご家庭に合った鏡餅を選び、家族みんなで新しい一年への願いを込めながら飾ってみてはいかがでしょうか。
少し早めに準備を始めることで、慌ただしい年末にもゆとりが生まれます。
鏡餅をはじめ、正月飾りや年賀状、おせち料理なども計画的に準備して、気持ちよく新年を迎えてくださいね!
来年も素敵な1年を。
最後までご覧いただきありがとうございました!
